歳を重ねるということ

私は今年6月で65歳になる。いわゆる「高齢者」というカテゴリーに入ることになるが、それは他人が決めた定義であって、自分がどう年齢を捉えるかで多くのことは変わってくる。

ただ最近よく思うのは、歳を重ねるにしたがってモノゴトに新鮮さを感じなくなってきたということだ。新しいことが起きたり、面白いことに遭遇したりしても、以前どこかですでに経験したり、同じようなことを体験していることが多くなった。歳をとれば当たり前のことだが、それを経験を積んできた証拠であると前向きに捉えるのか、それとも新鮮なことに感動しにくくなってきたと捉えるかは自分次第である。

過去何十年と多くのことに接してきた中で、本当の意味での「斬新なモノゴト」には出会わなくなってきているが、新年に思うのは、心を今まで以上にリフレッシュさせて、心を純粋に保つことはできるということだ。それは本人の心がけ次第であるはずだ。

さあ、今年も張り切って行きたいと思う。