コロナ禍で活況の米不動産、金持ちがますます豊かに

ドナルド・トランプ大統領は政権最後に再び弾劾訴追に追い込まれ、政治的危機に直面している。

ただトランプ政権の危機は政治分野に限らず、経済分野でも深刻である。

本誌2020年11月30日付の拙稿「2021年正月、米国を最大の危機が襲う」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63070)で、年明けすぐに600万人超の米市民が家賃を支払えずに家を追い出される運命にあると書いた。まずその追記から始めたい。

昨春からの新型コロナウイルス蔓延により、米国でも失業者が増大して家賃を支払えなくなった人たちが増えた。すべての失職者が失業手当を受けられるわけではなく、多くの人は経済的に困窮した(続きは・・・コロナ禍で活況の米不動産、金持ちがますます豊かに)。