2020年米大統領選(16):勝負は5州

来年の大統領選(11月3日)まで、まだ1年以上の月日があるが、現職トランプと民主党候補が実際に勝負することになる州というのがすでに決まっている。

下記の地図をご覧いただきたい。

2020map

(地図はクリックすると大きくなります)

赤色(ピンクも含む)の州がほぼ間違いなくトランプ(共和党)が獲得する州であり、青色の州が民主党候補が奪う州である。薄茶色が激戦州で、現段階ではどちらが獲るかわからない。

大統領選は総得票数で争う選挙ではなく、州の奪い合いの選挙である。人口比でそれぞれの州に割り当てられた数字(選挙人)を足していき、安定多数(過半数)の270以上を獲った候補が勝ちとなる。ちなみにカリフォルニア州がもっとも人口が多いので選挙人数は55、モンタナ州やノースダコタ州はそれぞれ3が割り当てられている。

フロリダ州、ペンシルバニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州、アリゾナ州はどちらに転ぶかわからないので、上記の5州でどう勝つかが来年の選挙の真の姿と言って差し支えない。(敬称略)