ヒラリー勝利がほぼ見えた11月の米大統領選

こんなにも変わるものなのかーー。

これが正直な感想である。昨年6月、共和党ドナルド・トランプ候補(以下トランプ)が大統領選に出馬して以来、暴言を含めて様々な主張を繰り返してきた。

だが今、過去の言い分と最近の発言とを比較すると、矛盾が生まれていることに気づく。昨年発言した内容を否定するかのように、時には都合のいいように、主張を変えているのだ。

日本の政治家にも見られることである。だがトランプは大統領候補である。主張や公約の不一致は、政治家としての資質と将来性に大きなマイナスとなるばかりか、当選の可能性を自ら低下されてしまう(ヒラリー勝利がほぼ見えた11月の米大統領選)。

 

trump6.30.16

Photo courtesy of New York Magazine