さくらという花

近くから眺めても、距離をおいて望見しても、この春花はいつも人の心を穏やかにしてくれる。

仕事場の近くに咲いていたこの桜は誇示しているようでいて控えめで、寂寥感を漂わせていた。

トランプ:元側近たちの本音

ドナルド・トランプ前大統領(以下トランプ)は大統領選で共和党の代表候補になることがすでに決まっているが、米メディアにはかつての側近から反トランプの意見が数多く出されている。

共和党内での支持率は依然として82%(Morning consult調べ)という高い数字を維持しているが、トランプの「本当の顔」を知っている人たちからは厳しい声が聴こえてきている。

トランプ政権時代に副大統領を務めたマイク・ペンス氏はフォックス・ニュースとのインタビューで、「トランプを支持しない」と発言。4年間、従順な副大統領だった同氏は、トランプはいまは違う人になってしまったという。

「(前政権で)私たちが追求してきて保守的な案件とは相反するものを彼は求めている。それが明確になってきた」

またトランプ政権時代の国防長官を務めたマーク・エスパー氏も「トランプに投票することはあり得ない」と反旗を翻す。自分自身を何よりも優先するトランプは大統領にふさわしくないと言い切る。

ケーブルTVのMSNBC に出演した時、「選挙で選ばれる人はいくつかの基本的基準を満たさないといけない。それは自分よりも国家を優先させられるかということ。さらに党派を超えて国をまとめ上げられなくてはいけない」と述べ、トランプはその要件を満たしていないとした。

さらに、トランプ政権の司法長官だったウィリアム・バー氏は今年2月、米メディアに「トランプに投票するということはロシアンルーレットで遊ぶことと同じ」と発言し、トランプ指名に強く反対した。

トランプが横暴で、人の話を聴かず、独善的な判断をくだすという話は今にはじまったことではない。トランプを個人的に知っている人たちの声は米有権者にどこまで届いているのだろうか。

君にタッチ

東京都千代田区丸の内仲通りにお目見えしたStatue。

仲通りで美術作品を展示するプロジェクト「丸の内ストリートギャラリー」が50周年を迎え、 多くの作品が展示されている。彫刻家、名和晃平氏の現代アート 「Trans-Double Yana(Mirror)」 。

健大高崎:初めての選抜優勝

センバツ高校野球で31日、 群馬の健大高崎(高崎健康福祉大高崎高校)が 初優勝を果たした。全国のトップに立つことがいかに大変であるかを本当に理解しているのは、たぶん当事者だけなのだろうと思う。

創部22年で全国優勝を果たした青柳博文監督(51)は 「スケールの大きな選手を育てたい」と述べていて、打撃に力をいれてきた。自身も高校時代に選抜大会に出場しているが、優勝は初めてのことだ。

監督を引き受けた直後は、野球場どころか練習場所にもこと欠くありさまだった。10人ほどの野球部員とテニスコートほどの広さの場所で練習を続け、ときどき部員たちをマイクロバスに乗せて、近くの球場に連れていった。専用グラウンドが完成したのが2007年。いまでは部員数は100名近くになった。

地道に少しずつ階段を登るようにして力をつけ、2012年に初めて甲子園に足を踏み入れた。今回、群馬県勢としては初めての優勝で、監督だけでなく選手たちも心の底から嬉しさを噛みしめていることだろう。

Congratulations!

Spring rain

スプリング・レインが降っている。「朝から雨か、、」と顔をしかめたくなるが、この曲を聴くと春の雨も悪くないと思うかもしれない。

Spring rain

沖縄出身の女性グループMaxが歌う「スプリング・レイン」。22年前の曲だが、今日聴くには最適だろう。

Hold me in the rain  頬に触れる やさしい風の中
Hold me in the rain  ふたり雨に 包まれていたい