今年上半期だけで警察官に500人以上も殺されている米市民ー。

冗談ではない。市民を守るはずの警察官に撃たれて死亡する人は今年、全米で1000人に達する見込みだ(司法省司法統計局)。

1日平均で換算すると、米国ではなんと2.7人が警察官の銃弾に倒れているのだ。一方、日本では昨年、警察官によって射殺された人はいない。英国でも数字はゼロで、警察官による発砲が3件あったにすぎない(警察官によって年間1000人殺される恐ろしい国 )。

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Photo coutesy of RT

ドローン―。

日本の首相官邸の屋上に落下した頃から、急速に注目度が増している。5月20日から22日まで千葉県の幕張メッセで第1回ドローン展が開かれたこともあり、関心は高まる一方だ。

米国はドローンの先進国と思われているが、世界をリードしているのは商業用ではなく軍事用の分野で、無人攻撃機「プレデター」は世界に名が通っている(「ドローンよ高く飛べ!」と願うオバマの野望)。

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Photo courtesy of the Wolf of Wall Street

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Photo courtesy of Bubblews

誰しもが抱く疑問に科学が答えをだしてくれることがある。

その1つが、「頭のいい子」は遺伝や家庭環境が影響しているはずだという仮説だ。小・中・高校と進むなかで、いわゆる「頭のいい子」がクラスの中にいたはずだ。

これまで一般論として、「お父さんが東大卒だから」とか「両親ともお医者さんだから」という説明を耳にしてきたかもしれない。本人の努力よりも生まれもった資質や環境が大きいという主張である(米国で実証された「金持ちの子供は頭がいい」)。

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Photo Courtesy of Sheknows

ヒラリー・クリントン前国務長官(以下ヒラリー)が4月12日(米時間)、2016年大統領選挙に正式に出馬表明した。

著名な投資家ウォーレン・バフェット氏は14年10月の講演会で「ヒラリーが勝つよ。賭けてもいい」と述べたが、2016年11月の投票日までは1年半以上もある。

本当に勝つかどうかはわからないが、カネ(選挙資金)という観点ではバフェット氏の予想が当たるようにも思える(史上空前、3000億円の選挙資金を集めるヒラリー )。

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by the White House

先日、都内で退役米軍将校と会食をした。在日米軍に長く勤務した元将校は、「米軍の見解ではない」と前置きしたうえで言った。

「正直に申し上げれば、普天間飛行場は必要ないです。辺野古への移設という問題ではなく、極東アジアの戦略上、沖縄に米海兵隊はいらないのです」

決して新しい論点ではない。しかし退役したはいえ、米軍の元将校が海兵隊不要論を述べた点で興味深い(米国も実は不要と思っている普天間基地 )。