・ 6月1日午後8時から、日テレNEWS24で「アメリカから見た普天間問題」を解説します。
・ 少し前からツイッターを始めています。
・ 6月1日午後8時から、日テレNEWS24で「アメリカから見た普天間問題」を解説します。
・ 少し前からツイッターを始めています。
先週から本屋に並び始めた拙著『なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか』(プレジデント社)をベースにした短期連載がはじまりました。
特別連載:『なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか』【1】
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FM RADIO: 火曜(11日)午前7時半からBayFMに出演してアメリカ側からの普天間問題の見方を語ります。
先日、ある女性雑誌の前編集長とランチをともにし、出版業界の厳しさが増しているとの話を改めて聴いた。誰もが知る月刊女性誌であるが、「広告が激減し、広告収入が以前の半分になりました。完売しても赤字です」という。
売り切れても赤字という事実は、旧来のビジネスモデルが破たんしたことを意味する。それは雑誌広告が一定以上入っていた時のものであり、広告が減った今となっては機能しない。多くの男性週刊誌も同じ状況で、広告が持ち直さない限り経営は成り立っていかない。
先週、『ニューズウィーク』が身売りされたというニュースは時代を反映している。親会社のワシントン・ポストは、『ニューズウィーク』部門の赤字計上で売らざるを得なくなったとしており、ネットの伸張に屈した形となった。
メディア業界で生きている私にとっても人ごとではない。
そこでしばらく前から、活字だけでなくテレビ、ラジオといった電波メディア、SNSやツイッターなどの電子メディア、また英語メディアにも積極的に出ていっている。新しい技を身につけないと時代に先を越されてしまう。
メディアの総合格闘技の習得である。
日テレNEWS24に出演したときの動画を貼りつけます(4月27日:GM再生とトヨタ問題)。
私の担当時間は8分。番組はナマなので、時間通りに進行しなくてはいけない。
キャスターの中島静佳が横に座っているので、それほど進行を気にする必要はないが、カメラの横にいるフロアディレクターから残り「7分」、「6分」、「5分」と書かれた紙を順にだされると、そのたびに心臓により強い波が打ちつけられる。
番組の前に、ディレクターから「堀田さん、8分ですが9分くらいまでは伸ばせますから」と言われていた。
残り時間を示す紙が、いよいよ「1分」に変わる。
「まとまるかなあ」
口調をいくぶん速めながら、まだまだ話すことがあるのでどこを外すかを考えながら、再びフロアディレクターをみると、「45秒」がでた。
「足りないや」。一瞬アッとなる。「今日は足りない」
8分を使いきってもまだ話は終わらなかったが、コーナーはなんとか9分以内で終えられた。
話す内容を気にしながらフリップを出し、残り時間に目をやりながら、キャスターの目を見て話す。その向こうには視聴者の方がいる。
要求されるのは「マルチタスカー」。(敬称略)