これこそが米国らしさと言うべきなのだろうか。
ロシアが開発を続けてきた最新鋭ミサイルシステム「S400」が7月末、初めてロシア以外の国に引き渡されて、米政府が過剰とも思える反応をしている。
同システムを導入した国は、どの国であろうとも制裁を課すと脅したほどである。
ロシア製であるだけに、ドナルド・トランプ政権が過敏に反応するのも分からなくはない。米政府の「許すまじ」という強いトーンの背後からは、単に敵対的な姿勢だけではない複雑な国家関係が浮上してきている(続きは・・・米国の覇権に赤信号、ロシア製最新鋭ミサイルの威力)。