皆さまは「プロノイア」という言葉をお聞きになったことがあるだろうか。昨日、英語の雑誌を読んでいる時に「Pronoia(プロノイア)」という言葉が出てきて、頭の中に「?」が浮かんだ。
以前、どこかで出会っていたかもしれないが、衰えはじめた記憶をたどっても解らない。スマホを使って意味を調べると、2つの大きな意味が出ていた。ひとつは東ローマ帝国で使われていた土地制度で、国家への奉仕と引き換えに与えられた土地所有権のことをいった。
もうひとつは心理学用語として使われる場合で、「他者は自分に良くしてくれる」「世界は自分を助けてくれる」という前向きな心理状態や考え方のことだという。私が読んでいた雑誌で使われていた意味は後者の方で、「見えないところで誰かに応援されている」と思うことが大切なのだという。
極端なことを述べると、「全世界の人とモノはすべて自分を助けるようにできている」と信じることであるという。本心からそう思える人というのは、ある意味で「幸せな人」なのかもしれないが、幸福度の高い人はそうでない人よりも31%も生産的という数字があるくらいなので、ポジティブに物事を考えることはいろいろな点でプラスに働くことが多いのだろう。
プロノイアになるか、少なくともポジティブな面を見るように訓練をすると、よりよい決断をより早くできるようになり、より生産的になって高収入を得やすくなるという研究結果も出されている。
さあ、皆さまもプロノイアを意識してみませんか。