過去数日、トランプ大統領(以下トランプ)が次世代戦闘機F47を日本に売り込もうとしているニュースが話題になっている。F47はボーイング社がこれから製造する戦闘機で、今年3月、トランプの第47代大統領にちなんでF47と命名されたことでも話題になった。
石破首相(以下石破)にこの戦闘機を買うように促すということは、大統領自身が「武器商人」になったということに等しく、日本の首相であれば「ノー」と言わないはずとの前提にもとづいている。ある意味で石破が信用されているということでもあると同時に、手玉に取られているということでもある。
23日のトランプ・石破による電話会談では、石破は即答を避けたようだが、来月カナダで行われるG7サミットでは「イエス・ノー」のどちらかを言わざるを得ないだろう。本当に仲のいい関係というのは、国家間でも個人間でも普通に「ノー」が言えるということだと思うが、、、。