Media appearance

今後の放送メディア出演予定:

 

・8月20日(月)9:00amから 文化放送AMラジオ(出演は11:00am過ぎから) 『くにまるジャパン 極 

 

久しぶりの放送メディア出演です。約380の新聞が社説でトランプの言動や資質に疑問をとなえています。ボストングローブ紙が呼びかけ、多くの新聞が同調し、トランプを攻撃しています。そのあたりのことを話します。

「東京カジノ」が成功する理由

「東京にカジノを作ることが究極的な目標です。シンガポールは準備運動にすぎません」

スマップのCMで有名になったシンガポールのカジノホテル、マリーナベイ・サンズを2010年にオープンさせたアデルソン氏は東京でカジノを成功させることをビジネスの最終目標にしてきた。

その目標がいま、手の届くところまできた。

米フォーブス誌によると、2018年8月現在、同氏の総資産は386億ドル(約4兆2460億円)で、目の前に立ちはだかる壁をすべてなぎ倒せるかのような財力を誇る(続きは・・・東京でカジノが大成功しそうなわけ)。

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Photo from Pinterest

一生食べなくてもいいもの

今日のランチは豚肉の生姜焼きだった。

タイトルに「一生食べなくてもいいもの」と書いたが、生姜焼きは今後も食べたいので当てはまらない。私が今後の人生で2度と食べなくてもいいと思っているのは、付け合わせに出てきたナポリタンである。

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パスタ全般が嫌いなわけではない。むしろパスタや麺類は大好きで、ナポリタンだけが例外なのだ。

話を1972年にまで遡らせていただく。当時、中学3年生。その年の秋に母親がいきなり喫茶店を始めた。父親は会社員をつづけていて、経済的に問題があったわけではない。喫茶店は母親の趣味と好奇心によるものだった。

私は高校に入学してから、毎週ではないが、日曜によく喫茶店を手伝わされた。最初は皿洗いだったが、そのうちにウェイターをするようになった。

大学に入る頃には厨房で野菜や肉を切ったし、フライパンも振るようになった。メニューにはチキンライスやピラフ、そしてもちろんナポリタンもあった。夏休みとなれば、何日も続けて厨房に入る。

アメリカに留学するまで、どれくらいナポリタンを作っただろうか。1000オーダーは軽く超えていると思う。フライパンを熱し、サラダ油を入れ、玉ねぎ、ベーコン、ピーマン、そしてスパゲティ(パスタとは呼ばない)を投入。塩、コショウ、業務用の調味料を加えてフライパンを振る。1人前の量であれば、ほとんど目を瞑ってもできるほどだった。

チキンライスやピラフも同じくらいの数を作ったが今でも食べたいと思うことがある。だがナポリタンだけはギブアップである。自身の味覚のなかで、ナポリタンだけが飽和して溢れでてしまっている。

花粉症が体内のIgE抗体の飽和によって起こされるように、「ナポリタン抗体」がもういっぱいで、少しも体内に入っていかないという状態である。だから今日の付け合わせのナポリタンは、量は少なかったが辛かった。

これだけナポリタンに苦しんでいる人がいることを、店員さんはじめ、いったい誰が想像できるだろうか。

テレビニュースというのもの

このところトランプの言動が静かなので、放送メディアもアメリカものをあまり扱わない。こうした時にゆっくりとテレビのニュース報道というものを顧みることも大切だろうと思う。

テレビの報道・情報番組はキャスターをはじめコメンテーターがさまざまなコメントを言うが、硬派の番組であればあるほど常道から外れたコメントは少なく、視聴者が潜在的に、または意識的に考えている内容の追認が多くなる。

視聴者は逆にテレビを観ながらコメンテーターをこけおどしたり、「この人またこんなこと言ってるよ」と辛口のコメントを繰り出していたりする。視聴者は意外なほど醒めていることが多い。テレビというのは本質的にそういう媒体なのだろうと思う。

たとえば、殺人事件があって幼児が殺害されたというニュースがあったとする。視聴者は悲劇を悲劇として受け取るのではなく、悲劇という事実を認識するだけなので涙もでない。

しかも容疑者が浮上すると、テレビは限られた時間の中でシロクロをつけようとするので、容疑者を徹底して悪者として扱い、どういった経緯があったかにゆっくりと時間を割かない。公判になって意外な事実がでてきても、同じ報道番組がさかのぼって同事件と裁判の内容を報道することは稀だ。

ただテレビに出演するようになって、逆に放送メディアの奥深さも知った。2分ほどの限られたコメントであっても、視聴者は敏感に私の持つ情報量と知識の深度、思考の論理性を察知しているということだ。極端ないい方をすれば「アホなコメント」ひとつで終わる世界なのである。

それだけに、ネットの時代になってもテレビは無視できないということである。(敬称略)

大統領の夏休み

トランプはいまニュージャージー州で夏休みを過ごしている。

彼のような億万長者であれば、もう少し遠くのリゾートか島に行くオプションもあったとも思えるが、いま滞在している場所は昨年の夏休みにもきたところで、ベッドミンスターという。

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Photo from Youtube

ニューヨーク市から40キロほどしか離れていない。なぜベッドミンスターかといえば、「トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ」という自身が所有するゴルフ場があるためだ。敷地内には大邸宅もある。

フロリダにも別荘はあるが、アメリカ人にとって夏場にフロリダに行くのはオシャレではない。暑すぎるからだ。寒い時期にこそ行くべき場所という認識がある。

トランプは2002年、入札に出されていたベッドミンスターのゴルフ場を3500万ドル(約38億円)で手にいれている。2年かけて36ホールのゴルフ場を整備し、一般ゴルファーもプレーできるようにした。

ちなみに総敷地面積は520エーカーで、東京ドーム45個分の広さがあり、現在の価値は5000万ドル(約55億円)と言われている。

トランプはそこで連日ゴルフをしているが、歴代の大統領がそうだったように、毎日国内外の政治・経済情勢のブリーフィングも受けている。

休みといっても、スタッフともどもホワイトハウスを移動させたようなもので、トランプはかなりの本数のツイートを発信している。

たぶん自分では書かず、側近に打ち込ませているはずだが、それはまるで泳ぐことを止められないマグロのようでもある。ゆっくり休むことを知らないというより、休めない体質なのかとも思う。

きっと思っているはずである。

「こんな楽しい仕事は絶対にやめない」