世界でもっとも長寿のネコ

ギネスブックには出ていない。

スウェーデンの首都ストックホルムから西に約200キロほどいったカールスクーガという町に、もうすぐ30歳になるネコがいる。ネコや犬についてご関心のある方は、この年齢を聞けばいかに長生きかがわかるはずである。

20歳まで生きたとしても「チョージュ!」という声が聞かれるのが普通だ。

ただこれまで、ネコの寿命でギネス記録をもっていたのはアメリカ・テキサス州にいたネコで38歳と3日。2005年に他界しており、いまは「ミッサン」という名前のこのスウェーデンの雌ネコが世界で生存しているネコとしてはもっとも長生きのようだ。

オーナーのウィックバーグさんは1985年、生まれたばかりの捨てネコを「ミッサン」と名付けて育ててきた。

スウェーデンの地元紙は、ウィックバーグさんが嘘をついているようには見えないと書いている。近い将来、世界中から注目されるかもしれない。

「マッサン」ではなく「ミッサン」、、、である。

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Photo courtesy of TT/the Local