新しい英語(11)

ある日の晩、会食の席でおいしいうどんを食べた。同席した女性2人は、真剣に英語を勉強しているという。

いまでも英語の勉強を続けている私としても励みになる話で、何もしなくなった時点で英語力は後退していくので前進しかないと思っている。

ただアメリカからもどって7年が経ち、英語力はゆるやかなくだり坂を下りている。英語圏にもどって住まないかぎり、わたしの英語力の再浮上はないだろうと思う。

先日、旅行関係の英語サイトを読んでいたら出会いました、、新しい英語。

Abolutely terrific!(最高にすばらしい)

普通の表現に思われるが、最初の単語「abolutely」に注目していただきたい。absolutely(最高に)の中の「s」が抜け落ちている。

これはスペルを間違えたわけではなく、故意に「s」を抜いたスラングだ。「s」を抜いた方が発音しやすいということだと思う。

これを英語の進化と呼ぶかは議論がわかれるが、私は新しい英語と位置づけている。

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よく走っていたポトマック川のランニング・トレイル(米ワシントンDC)