深刻なSE(システム・エンジニア)不足

かねてからアメリカの流れが日本に上陸する機会が多いと述べてきた。今また、一つの波が見られる。

アメリカは今の高失業率という社会状況に直面していても、IT業界においてはコンピューターのシステム・エンジニア(SE)やプログラマーが不足している。今年4月末に当コラムで指摘した通りで、その流れは止まるどころかさらに勢いと深度を増している。

実は今後5年で、その波が日本のIT市場に波及する可能性が高い。何故その流れが日本に上陸するかの理由を述べたい。

全米最大の衣料品小売GAP(ギャップ)は、ビジネスの力点を国内の店舗展開から国外やネットショッピングに移している。それは地上店での売上が落ちてきているということである。実際にギャップの店舗に足を運ばなくても、ネットショッピングで同じものを購買できる点が指摘される。消費者行動は確実に変化してきている、、、、(続きは堀田佳男公式メールマガジン『これだけは知っておきたいアメリカのビジネス事情』)。