10月中旬、アメリカ自動車業界はGMのIPO(新株式公開)の話題で盛り上がっていた。
なにしろ1728億ドル(約13兆円)というアメリカ製造業史上最大の負債規模で破たんした企業である。昨春の段階では、政府が膨大な税金をつぎ込んでも本当に再建されるかどうかは意見が割れていた。しかしGMは今、IOPどころか黒字を計上するまで回復してきている。
今月のアメリカ取材で、消費者によってはトヨタ車よりもGMをはじめとするデトロイト製の車の方が今は「買い」であるとの声さえ聞いた。そればかりか、フォード車はトヨタ車より消費者からの苦情数が少ないとの調査結果も出ていた。 デトロイト再生のカギは何なのか、、、、(続きは堀田佳男公式メールマガジン『これだけは知っておきたいアメリカのビジネス事情』)。