今週の放送メディア出演予定:
・9月19日(火)6:45amから ベイFM(bayfm 78.0MHz) 『Power Bay Morning』
・9月20日(水)8:59pmから BS11『報道ライブINsideOUT』
北朝鮮問題が深刻化するなか、首相安倍は年内の衆院解散をするという。来年まで待って選挙をするより、今の方が自民党の議席が確保できるからというのが理由で、あまりにも自分勝手だ。北朝鮮の動きを考えると選挙をしている時ではない。
今週の放送メディア出演予定:
・9月19日(火)6:45amから ベイFM(bayfm 78.0MHz) 『Power Bay Morning』
・9月20日(水)8:59pmから BS11『報道ライブINsideOUT』
北朝鮮問題が深刻化するなか、首相安倍は年内の衆院解散をするという。来年まで待って選挙をするより、今の方が自民党の議席が確保できるからというのが理由で、あまりにも自分勝手だ。北朝鮮の動きを考えると選挙をしている時ではない。
<新時代の街並み(香港島)>
9月10日のブログの続きーー。
北朝鮮問題について20代の男女と話をしたが、香港人にとって北朝鮮の核兵器の脅威は「実感がないです。大事なことではあるけれども、正直にいうと他人事」というのが2人の共通する思いで、話は深く進まなかった。
それよりも2人の英語が素晴らしく、トピックを代えて香港の英語教育について訊いた。
というのも、こちらに来てからいろんな人に話しかけていたが、英語のできない人が「多くなった」という印象が強かったからだ。
本来は私が広東語を喋るべきなのだろうが、そこはごめんなさいというしかない。
25年前に初めて香港に来た時は、まだ本土に返還される前で、タバコ屋のおばさんも流暢な英語を話したので感心した。イギリスの教育システムの恩恵だが、あの英語力はどこへ行ってしまったのか、という思いが強い。
香港生まれの青年が言った。
「英語ができないのは香港人ではないです。本土から来た人か他国の人です。いま多くの人が香港に流れているのです。ただ本土に返還されてから、香港人の英語力は落ちたかもしれない」
ショッピングモールで働いていた女性の英語は、まるでアメリカ人のような滑らかさだった。香港以外での居住経験はなかった。
「香港では小学校に入ると英語の授業がありますから、高校卒業までにはほとんど人が話を話します。普通だと思いますよ。外国人も多いので、英語を使う機会はたくさんあります。日本人観光客も多いですが、彼らの英語力は・・・ご承知の通りです」
最後は口ごもっていた。
日本は今後、来日する外国人が増え続けると予想されている。昨年は2400万人超。2030年には6000万人になるとの予想もあり、英語の使う機会はいくらでもある。
外国に行かなくても、英語を磨くチャンスは増えるが、それで英語力が向上するかどうかは別問題で、あとは本人次第ということになる。
夏休みで香港・マカオにきている。
ツイートで「香港風ワンタン麺を食べにきました」と書いたように、本場のエビワンタン麺を食べるのが目的だった。
連日、「参りました」の連続で、お腹を減らすために歩いて、食べて、そしてまた歩いて食べる日々である。
自身の好きなものに序列をつけるとすると1位が鮨で、2位が広東料理だろうと思う。それくらい香港の広東料理はいける。ワンタン麺は入り口に過ぎず、その先は奥がみえない。ここに住まない限り、奥がどれほど深いかわからない。
食べることもここに来た理由の1つだが、実は香港とマカオが中国にもどり、特別行政区になってから市民はいったい北京政府をどう思っているのか。それが知りたかった。
マカオでは地元の人と話ができなかったが、香港では2人の広東人と話しこんだ。もちろん2人だけなので、一般論には広げられない。
1人は「独立運動の機運もある」と真剣にいった。北京政府が圧力を加えてきているので、できれば香港は香港として自治権よりも独立が望ましいという。
その後にスタバで話をした女性は「独立運動は進歩的な学生たちの行動」ときっぱり言って、このままでいいと述べた。
1997年に本土に返還した香港は「50年不変」という約束を北京からとりつけて、1国2制度のシステムを形の上では続けている。さまざまな問題はあるが、2047年までは2制度が守られてしかるべきだと希望論を口にした。
残念なのは、2人に北朝鮮問題を訊くのを忘れたことだ。明日、誰かをつかまえよう!
九龍半島北部の市場。