「シエラレオネとリベリアでは全国民に感染が広がり、死者は500万人に達するだろう」

エボラ出血熱(以下エボラ)の感染が広がり、誇張とも思える予測が出されている。これはドイツの著名なウイルス学者ジョナス・シュミット・チャナシット氏が9月、ドイツメディアに発言したものだ(蔓延するエボラ出血熱、死者500万人との予測も)。

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「米国に第3の政党は必要ですか」

この質問に対し、米有権者の58%が「イエス」と答えている。9月24日に発表されたギャラップ調査の結果だ。

言うまでもなく、米国には民主党と共和党の両党があり、2大政党制は米国政治の看板とさえいえる(機能不全に陥り始めた米国の2大政党制 第3政党を求める有権者だが、実現の道は険しい)。

「正義は勝つ」

耳慣れたフリーズである。米国のバラック・オバマ大統領が26日、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に対して使った言葉だ。

その通りになればいいが、現実社会では必ずしも正義が勝つとは限らない(勝利なき泥沼の戦いを始めた米国)。

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by the White House

前回のコラムでエボラ出血熱(以下エボラ)の蔓延の怖さを書いた(「エイズよりはるかに怖いエボラ出血熱、蔓延の兆し」)。今回はその続編である。

西アフリカを中心に、エボラの拡大は依然としてとどまらない。世界保健機構(WHO)が発表した最新の数字では、感染者数が1848人、死者は1013人に達している(エボラ出血熱の治療薬が簡単にできない理由)。

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