前回のコラムでエボラ出血熱(以下エボラ)の蔓延の怖さを書いた(「エイズよりはるかに怖いエボラ出血熱、蔓延の兆し」)。今回はその続編である。

西アフリカを中心に、エボラの拡大は依然としてとどまらない。世界保健機構(WHO)が発表した最新の数字では、感染者数が1848人、死者は1013人に達している(エボラ出血熱の治療薬が簡単にできない理由)。

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