ついに叶ったトランプの願望:グリーンランド

トランプ大統領(以下トランプ)は18日、かねてから望んでいたグリーンランドを「手に入れること」に成功した。正確には「恒久的な管理権」を得ることでデンマークおよびグリーンランド自治政府と合意したのだが、実質的に米国が同地に米軍の基地を建設し、他国の軍事基地を締め出せるということである(トランプへ:すべての願望が叶うと思うことなかれ)。

当ブログでも何度もこのテーマを記してきたが、トランプの帝国主義的な願望の一つが叶ってしまったということである。これまでデンマークもグリーンランド自治政府も米国によるこの動きに反対してきたが、今回はトランプの強力なプッシュにより受け入れざるを得なかったというのが正直なところである。トランプは、グリーンランドはアメリカの安全保障上、不可欠な土地であると主張し、「簡単な方法」だろうが「厳しい方法」だろうがアメリカはグリーンランドを取得すると述べてきた。

これこそが米国らしい横暴さであり、「ほしいものがあったら何としても手に入れる」というトランプらしさが表れた形となった。さらにグリーンランドは鉱物資源の宝庫であり、レアアース(希土類)や鉄鉱石、銅、亜鉛、金などの埋蔵量が豊富なためトランプとしては喉から手がでるほしかったはずだ。

ただグリーンランドではいまトランプ政権を含む外部からの「大きな圧力に対処する」ことが住民の間の共通認識になっており、すべてがトランプの思い通りにならないことは自然の成り行きといえるかもしれない。