日本を含め、アメリカやヨーロッパ諸国ではいま、日々の新型コロナウイルス感染者数が減少している。何よりである。6月1日の日本全国の新規感染者は2643人で、まだまだ「安心していい」段階ではないが、少なくとも減る方向にある。
日本のワクチン接種率はアメリカなどと比較すると低率だが、最初から感染者の絶対数が少ないばかりか、死亡者数も桁が違っていた。タイトルで記した「10人に1人」というのはアメリカでの感染割合である。
アメリカの現在の人口は約3億3000万。ここまでの感染者は約3300万人なので、おおよそ10人に1人が新型コロナに感染した計算になる。いくらワクチン接種が進んでも、惨憺たる数字であり自慢できるものではない。
次にあげた「166人に1人」というのは日本の感染比率である。約1億2500万の人口で、ここまで約75万人が感染しているので上記の割合になる。これからはワクチン比率をあげていき、できるだけ早くコロナという魔物を駆逐したいものである。