早くも見えた、バイデン政権の骨格:2020年大統領選(39)

米大統領選挙の投票日(11月3日)まで2カ月ほどあるが、すでに民主党ジョー・バイデン候補(77)は当選した場合を想定した動きに入っている。「バイデン政権」の組閣人事である。

バイデン氏の当選がこの時期に約束されているわけではもちろんない。ただ新大統領が誕生した場合、当選から新政権発足(翌年1月20日)までに閣僚だけでなく、各省庁の主要ポストを決めなくてはいけない。

過去の大統領選の事例を眺めると、この時期から組閣に動くことは珍しいことではない。米国は政治任用制をとっているため、中間管理職の交代も含めると、政権交代のたびに数千もの連邦職員が入れ替わる。

すべての人事が終わるのは新政権発足から1年以上が経った後になることも珍しくない。現時点でのバイデン政権の人事は、複数の情報を総合しても大まかな形しか見えてこない。だが民主党内では確実に新政権発足の陣容が語られ始めているので、分かる限りの顔ぶれを記したい。

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ワシントンから伝わってくるのは、バイデン氏が当選した場合、新政権はフランクリン・ルーズベルト大統領以来、最も進歩的な政策を敷くであろうということだ。増税を含めて、左派的な政策が強まると予想されている(続きは・・・早くも見えた、バイデン政権の骨格)。

無性に食べたくなるもの(1)

私はかなりの食いしん坊だと思っています。値のはるレストランでの食事から屋台の品々まで何でもいただきます。

その中でも時々むしょうに食べたくなるものがあります。いくつもあるのでローテーションにして食べ歩いています。今日は午前中から「あああ、、食べたい」というものが脳裏に浮かんでいました。「ランチは絶対にこれだ!」

ドトールコーヒーの「ジャーマンドッグ」。レタスドッグではなくジャーマンドッグなのです。

今でも「チンチン電車」です

今日、ある用事があって都電荒川線に乗った。近年は「東京さくらトラム」という名前もつけられているが、私にとっては「チンチン電車」である。

いまでも出発の時にはチンチンという2連打ベルが鳴る。心がウキウキしてしまう。目的地にすぐに着いてしまったので降りざるをなかったが、景色を眺めながら終点まで乗っていたかった。

ライフスタイルの変化

新型コロナウイルスの感染が少しずつ和らぎ始めているかに見える。ただ、ビジネスの世界を中心に、コロナによって深い傷を負ったまま回復できない状態に陥ったところも多い。

またアメリカの話で恐縮だが、660万人以上の感染者を出しているアメリカでは今年、400万以上のビジネス(企業や店舗)が「店じまい」をしたままの状態になるとの予測がある(Oxxford Information Technology)。

コロナが猛威を振るう前、アメリカの失業率は3%台だった。それが今年3月には4.4%になり、4月には14.7%まで跳ね上がる。ただ、そこをピークに失業率は徐々に下降し続け、7月には10.2%まで落ちた。このまま4%台にまで戻ればいいのだが、多くのエコノミストや学者は年末から来年になってもそこまで落ちないとみる向きが少なくない。

予測をする専門家の多くが悲観的な見方をする傾向があることも指摘できるが、それ以上にコロナはライフスタイルの一部を確実に変え、それが今後も維持されるとの見方が有力だからだ。それは買い物や食事といった生活様式の変化だけでなく、テクノロジーの変化も呼び込むことになっている。同時に失業率も高止まりしたまま戻らないというのだ。

それが新たな大不況につながらないといいのだが、、、。