ここはどこでしょうか

見慣れた風景のようだが、どこかが違う・・・。

京都の清水寺はいま「平成の大改修」の最中で、舞台は布に覆われています。本堂の屋根の葺き替えは50年ぶりのことで、完成は2021年3月とのことです。

それでも京都は紅葉が美しく映える時期になりました。

Media appearance

明日の放送メディア出演予定:

・11月18日(月)9:00amから 文化放送AMラジオ(出演は11:00am過ぎから)『くにまるジャパン 極 

トランプの弾劾調査を進めている米連邦下院で、公聴会が進んでいる。今後の注目点と、トランプのこれからについて話をする予定です。

ウクライナかすむトランプの下半身

ドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)が迷走している。

年内に連邦下院で弾劾訴追される公算が強くなっているが、本稿では別の側面で問題視されているトランプの負の所業に光を当てたい。

10月22日、米国でトランプについての新刊本が出版された。

タイトルは『大統領の女たち:ドナルド・トランプという捕食者(筆者訳)』(ハチェット・ブックス)で、トランプの女性問題を新たに浮き彫りにした単行本である。トランプが過去、数多くの女性と浮名を流してきたことはすでに知られているが、本書はトランプにセクハラや性的暴行、強姦されたと主張する43人の新たな被害女性たちの報告事例をまとめたものだ。

報告された被害女性はこれまでメディアには登場していない人たちで、著者である2人のジャーナリストが様々な手法を使って被害女性たちを探し当ててインタビューしている。(続きは・・・https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58260)

弾劾訴追のあとに来るもの

トランプを弾劾するための公聴会が連邦下院で開かれている。

これまでメディアには公開されない形で多くの証人が議会でトランプの所業とウクライナ疑惑を語ってきたが、ようやくTVカメラが入った形で審議されている。

このままいけば下院での弾劾訴追の決議案(法案)にはほとんどの民主党議員が賛成票を投じて、上院で弾劾裁判が開廷される運びとなるはずだ。

上院では実際の罪状が示されて、トランプは「まな板のコイ」状態になるだろうが、共和党の上院議員たちは自分たちのボスに逆らう勇気もなく、「無罪」という結果になるだろう。

来年の秋、大統領選が佳境に入る頃には「そういえば弾劾裁判なんてあったなあ」とうことになりそうな気配でもある。

共和党議員(連邦議員はほとんどが弁護士資格を持つ)にはなんとか法律家としての職務と良識を再確認してもらい、「犯罪者」には有罪判決をだしてほしいと思うが、実際にはトランプがそ知らぬふりで予備選を戦っているというのが現実的な近未来像かもしれない。

痛惜に堪えないー。(敬称略)

2020年米大統領選(22):トランプが1日にツイッター82本

3日前に、マイケル・ブルームバーグが民主党レースに出馬するかもしれないと書いた。翌日、ブルームバーグはアラバマ州予備選に参戦するための登録をしたとのニュースが伝わり、本気だったことがわかった。これで民主党レースは混戦になる。面白い選挙になりそうである。

トランプの方は相変わらずツイッターを使ってメッセージを発信し続けている。米時間10日、なんと82本のツイート(リツイートを含む)をネットに載せた。82本である。内容は民主党の弾劾審査に対する「つぶやき」ならぬ「批判、攻撃、憤懣」がほとんどで、トランプがいかにナーバスになっているかの表れでもある。

今年5月、ほとんどのツイートはトンラプ自身ではなく、ツイッター担当のダン・スカビーノ氏が書いているという記事を書いた。同氏はいま誰よりもトランプと長い時間を過ごしていると言われており、トランプの手というより指になってメッセージを発信しまくっている。

ツイートを読む支持者は「そうだ、そうだ」との感想を抱くが、反トランプ派はすでに「この大統領、大丈夫か」のレベルにきており、米社会は来年の選挙にむけてより二極化を深めていくことになる。