白いサイ 2019年6月24日 今晩、東京都中央区京橋のギャラリーに足を運んだ。画家、高橋常政氏の個展のオープニングパーティーがあったからで、私は彼が描く絵が大好きだ。 特に動物たちはみな愛嬌があり、観る側に暖かさを運んでくれる。人柄が作品に表われるのは絵も小説も同じだ。 真ん中の絵は白いサイで、水彩、アクリル、墨、金箔が使われている。 「買い手はついているんですか」と訊くと、「まだです」とヒトコト。 顔を近づけて値段をみると、43万2000円とあった。