Media appearance

今日の放送メディア出演予定:

 

・7月18日(水)10:25amから テレビ朝日『ワイド!スクランブル

 

今日の出演は過去の映像に、昨晩電話で話をした内容がコラージュされたものです。

ロシア疑惑が新たな展開を見せています。トランプはプーチンとのヘルシンキ会談で、ロシア政府の大統領選関与を否定しましたが、翌日になって「関与はあった」との言い分に変えました。

さらにロシア人のマリア・ブティナという女が16日、スパイ容疑で司法省に逮捕されました。ブティナは2016年大統領選に合わせて、共和党候補(トランプ)に有利になるような工作をしていた疑いがあります。少なくとも外国政府の代理人は司法省に登録しなくてはいけませんが、女は無登録でした。(敬称略)

死刑が消える世界

オウム真理教の麻原彰晃元死刑囚ら7人の死刑が執行された翌週、米アリゾナ州で1人の死刑囚が処刑される予定だった。

「予定だった」と記したのは、スコット・レイモンド・ドジィエ死刑囚(47:以下ドジィエ)は死刑執行を免れたからである。

日本とは違い、本人だけでなくメディアにも7月11日の死刑執行日が事前に告げられていたが、突然11月に延期された。

ドジィエにいったい何があったのか。本件を追いながら、日米の死刑制度の違いや米国の現状を探る(続きは・・・死刑が消える世界、米国もボランティアだけに)。

ジョコビッチはチャンピョンの資格なし!

ウィンブルドンの男子シングルス決勝戦。第3セット中、ノバク・ジョコビッチは騒ぐ観衆に向かって、「Shut the fuck up(黙れ、コノヤロウ)」と発言。

日本の主要メディアは拾っていないが、ウィンブルドンのコート上でこの表現は禁句だ。決して口にしてはいけない言葉。

アメリカの飲み屋でこの言葉を使ったらパンチが飛んでくることを覚悟しなくてはいけない。喧嘩を売っているのに等しい。

映画やテレビドラマではいくらでも使われる表現だが、日常生活で本気で使うべきではない。というより、人間の資質を問われる。

ウィンブルドンのチャンピョンとしての資格なしだ!

djokovic7.16.18

Photo from Pinterest

ロシア疑惑(10)

当ブログでシリーズで書いてきた「ロシア疑惑」。前回書いたのが5月17日で、特別検察官ロバート・ムラーが「トランプを起訴しない」と判断した直後だった。

7月14日(日本時間)になって、司法副長官ロッド・ローゼンスタインがロシア軍の情報当局者12人を起訴したと発表した。トランプの起訴はなくなったが、ロシア政府が2016年の米大統領選に関与していたことを改めて示すことになった。

まだロシア疑惑は終わっていないのだ。

思い出していただきたいが、米司法省は今年2月16日にロシア人13人と3企業を起訴している(ロシア疑惑3)。その時起訴されたのは民間人で、当時プーチンは「ロシア政府は関与していない」と言ったが、今回の逮捕でプーチンの主張は崩れたことになる。

訪欧中のトランプは16日にプーチンと会談する予定で、司法省がトランプに「プーチンを問いただせ」と迫ったことになる。あらためてアメリカの司法省はいい仕事をしていると感心させられる。

ローゼンスタインはいわばトランプ側の人間だが、ムラーを指名してロシア疑惑を捜査させてトランプの関与を洗った。もちろんトランプがロシア政府と絡んで大統領選に関与していたら、トンラプ起訴という流れもあったはずだ。

しかし日本の司法機関が首相安倍にここまで迫れるのか。大きな疑問である。(敬称略)

金正恩からの親書

trump-kim-letter7.13.18

トランプがツイッターで金正恩からの親書を公開した。

金正恩は最初から最後までトランプのことを「大統領閣下(Your Excellency Mr. President)」と呼び、まるで手もみをして土下座をしているかのようだ。シンガポールで会った時もトランプのことをそう呼んでいた可能性がある。

内容はトランプへの感謝と米朝関係が今後もよくなることを期待し、次回の会談も楽しみにしているという前向きなものだ。これは金正恩の本心であるかにも思える。

核兵器を放棄することはないが、トランプとの個人的な関係は温めていきたいという都合のいい考えで、トランプに「親書をどうか文字通り受け取ってください」との願いが込められている。

トランプは2国間関係の「Great progress(大きな進展)」と手放しの喜びようだが、2人の間に別の取り決めがあるように思えてならない。(敬称略)