3月9日の当欄で「私の憧れ」というタイトルのブログを書いた。今日はその続きである。
スタバのCEOハワード・シュルツが3月末でCEOを退き、3日(月)からケビン・ジョンソン(56)という人物が新しくCEOに就いた。
ジョンソンは2009年からスタバの役員の1人だったので、コーヒーのこともスタバの進む道もよく心得ている。だがずっとコーヒー業界にいた人ではない。
大学卒業後、IBMでソフトウェアの開発に携わり、そのあとマイクロソフトに移って16年も過ごしている。IT業界の方が長かったが、経営手腕という点では飲食業界でもじゅうぶんに通じるものがある。
9日のブログでは、スタバの目標として21年までにマクドナルドの店舗数を抜くことと記した。
彼らがめざす実際の数字は今後5年で1万2000店を増やし、世界中で3万7000店にすることだ。かなり積極的に拡大するつもりで、特に中国での店舗数を伸ばすという。
恐るべしスタバ。あまりにも強大になると、地元のカフェを大事にしたいという気持ちも芽生えてくる。