過疎化に斬りこまなくては

先週から今週にかけて、北海道2都市と青森2都市で講演をしている。北海道が終わってからすぐに青森に移動できればいいが、東京の仕事も入っているので、いまは東京に戻っている。またすぐに青森に飛ぶ。

講演内容は私の専門であるアメリカ大統領選である。トランプとヒラリーという「目立つ役者同士」の戦いなので日本でも関心が高く、熱心に、いや、寝ている方もいるのであまり熱心とは言えないが、聴いてくださっている。

寝ている方がいるのは、私の話が面白くないからだろう。

ここで記したいことは講演ではない。過疎化についてだ。北海道や青森だけではない。東京や大阪といった大都市をのぞけば、人口減少は「全国的」な現象だ。

北海道もどんどん人が減っている。JR北海道では今年になってからも駅がいくつか無くなった。JR北海道はもちろん赤字である。

人の流れを反転させる諸策は必ずあるはずだ。地方自治体の職員に任せていては残念ながら無理があるので、若い人たちに特定地域をまかせて世界をターゲットにマーケティングをしていく必要があるだろう。

人とビジネスを同時に呼び寄せる。私は移民肯定派なので、多少の社会問題が生じることを念頭にして、移民をどんどん受け入れて税金を支払わせるシステムを構築すべきだとも思う。

アイデアは無限大のはずだ。できないことはない。人材もいるはずである。

「それじゃあお前がヤレ」と言われそうだが、私は「書いて広める」役割を担当していきたいと思う。