歳を重ねるごとと、物事にだんだんと感動しなくなっている自分がいることに気づく。ましてや鳥肌がたつほどの感動など、そう簡単には訪れない。
11月15日にアップした「世界の街角から」で訪れたモスク(窓の遙か向こうに見える6本の尖塔のモスク)。
エジプトのピラミッドやペルーのマチュピチュは到着する前から脳内にイメージが出来上がっていたので、実物を見ても「確かに壮大だ、、、、すごい」という反応だったが、写真の「ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)」の中は想像できなかった。だが一歩入るや否や、両腕から背中にかけて鳥肌がたった。
音楽や映画などではたまに鳥肌ものの作品にであうが、建築物から鳥肌を「いただいた」のは本当に久しぶりだった。
1616年建造。青を基調にした2万枚以上のタイルが使用されているオスマン調時代の傑作だ。