新党:中道改革連合の誕生

立憲民主党と公明党が新党を結成することで合意し、新党名が「中道改革連合」であると報じられた。略称が「中道」で、政治的には右にも左にも傾かず、熟議を尽くして方向を決めていくという。

高市政権が右傾化しているので、その対立軸として中道勢力を結束させていくらしいが、本当に立憲民主党と公明党が手を組んで、しっくりくるのか疑問である。

個人的には公明党というのは別次元の政党であり、今回の新党誕生で創価学会が新党とまったく関係なくなるとは思えない。報道では、これまで学会丸抱えだった政党が、大衆の政党として次のステージに進んでいくという見方があるようだが、個人的には大きな「?」マークを付けざるを得ない。

今週中に綱領の策定など新党設立の手続きをするという。非核三原則の堅持や選択的夫婦別姓の導入などでは、両党の政策は一致するが、安全保障やエネルギー政策を巡っては違いもある。両党は今後、政策のすりあわせを進めて公約作りを急ぐが、立憲民主党はこれまで安全保障法制の違憲部分の廃止を掲げていたので、これを見直す可能性もでてくるだろう。

公明党の赤羽副代表は、立憲民主党と公明党を合併するのではなく、中道主義に賛同できる議員で新しい党を作ると説明している。立憲民主党の野田代表は、国民民主党や無所属の議員らにも参加を呼びかける考えを明らかにしている。

政界再編という動きはいつの時代にもあったが、いまは政党の数が多く、私も含めて一般の方は全貌を把握できていないのではないか。ネットで政党の数を調べると、公職選挙法、政治資金規正法、そして政党助成法の政党要件をみたした政党が12政党あった。いい機会なので、全12政党を記しておく。

1:自由民主党、2:立憲民主党、3:日本維新の会、4:国民民主党、5:公明党、6:参政党、7:れいわ新撰組、8:日本共産党、9:日本保守党、10:日本社民党、11:チームみらい、12:中道改革連合

私は米国のように2大政党制の方が政策をまとめる上でも国民への理解を促す意味でも有用だと思うのだが、国会議員にはそうした配慮はないようである。