際限のない銃乱射事件

「またしても・・・」という言葉は使いたくないのだが、米国では過去2日間、5カ所で銃撃事件が起きた。死傷者数は計39人にのぼり、あらためて米国の銃社会の現実を突きつけられた思いがする。

当サイトでは、過去何度も銃乱射事件を取り上げてきたが、事件が起こるたびに心のどこかで「いつかは無くなってほしい」と願ってきた。だが、こうした事件を目の当たりにするたびに、「無理かもしれない」との思いが頭をもたげてくる。

これまで銃を取り締まるためにブレイディ法をはじめとするいくつもの法律が米国では成立してきた。だが、数えきれないほどの銃砲が米社会に出回っているかぎり、事件がなくなるとは思えない。その数は私がジャーナリストを始めた時(1990年)よりもさらに増えており、現在は約3億9500万丁(コンスーマー・シールド)で人口よりも多い。

全米ライフル協会の強力なロビイング活動により、銃規制の強化にブレーキがかけられているだけでなく、市民に根付いた銃を所有する法的な権利、さらには伝統的に銃による護身の必要性が支持されている。銃が家のなかにあるということが多くの米国人の安心と心の支えになっていることは確かで、この銃文化は銃乱射事件が増えてもたぶん色褪せないのだろうと思う。

いまだ終わらぬウクライナ戦争

ロシアは28日、またしてもウクライナに大規模な攻撃をしかけた。首都キーウにむけてドローン600機とミサイル48発を使って、首都に対してはこれまでで最も長時間にわたる攻撃を行ったのだ。

そもそも2022年2月 にロシアがウクライナに軍事侵攻したのは、国際的に ウクライナ領として 認められていたクリミア半島を奪うことが目的と言われている。あれから3年半が過ぎたが、いまだに戦闘は収まるどころか、拡大の方向にある。

ウクライナは今年3月、米国と高官協議を行って一時停戦の提案を受け入れたはずだったが、戦闘が終わったとの情報は入ってきていない。トランプ大統領は昨年、選挙公約の一つとして「世界各地の戦争を早期に終わらせる」と述べたが、今のところ口先だけの約束にとどまっている。

さまざまな利害が絡み合っていることはわかるが、「戦闘を停止する」ということは本質的にそれほど難しいことではないはずである。一国のトップが決断して軍部に指令を出せばいいことであって、それをしないというのは人間の命をいかに軽視しているかということにつながるかと思う。

こうした負の連鎖が続いていると、「人間は戦うという行為の根源を体内に隠し持っているのだろうか」という疑問が沸きあがってくる。 人間が人間である以上、戦いはなくならないのだろうか。

無性に食べたくなるもの(29)

またに襲ってくる「すし食べたい病」は、時に抑えられないほどで、その時は素直にその欲望にしたがうようにしています。また鮨の写真で申し訳ありませんが、恵比寿「くまくら」の鮨を載せます。

「いつも新しいものを、と思っています」。熊倉氏の鮨職人としての気概は素晴らしく、納得しない方はいないだろうと思っています。

世界は自民党総裁選をどう見ているか

自民党の総裁選が10月4日に行われるが、日本では連日大きなニュースになっているなか、世界では総裁選をいったいどう見ているのだろうか。

世界のメディアを眺めると、自民党総裁選を扱った報道は意外にも少なく、関心は低い。まだ投票日まで1週間ほどあるので、これから増えてくると思われるが、他国の国内選挙なので、米国大統領選などと比較すると興味の度合いは低くなる。

高市早苗氏(以下敬称略)が選ばれれば女性として最初の首相になることから、一部メディアでは高市にフォーカスさせた記事もある。米外交誌「ザ・ディプロマット(The Diplomat)」は「鉄の女と称される高市早苗は日本で最初の女性首相になるのだろうか」というタイトルの長文記事を掲載。

「彼女が経験豊富な保守派政治家であり、保守派の象徴である故・安倍晋三元首相の直系の後継者であるという事実は大きい」と記したあと、「10年以内に日本経済の規模を倍増させる基本計画を約束した。重要なのは成長だ。日本を再び活力ある日の出ずる国にする」と紹介した。

ただ、実際の選挙では小泉進次郎が優勢であるとし、「党内の保守派を味方につけることで、早い段階で勝利を収めたようだ」と小泉が次期首相になる可能性が高いことを示唆。予測市場を紹介する米メディア「ポリマーケット(Polymarket)」は小泉が71%でトップを走り、高市は26%、林芳正はわずか3%であるので、小泉が勝つだろうと予測。

米ブルームバーグは「小泉は昨年の党首選で、構造改革の加速、スタートアップやライドシェアリングなどの新産業の促進を公約に掲げたが、激しい批判を浴びた」としたあと、「この出来事は政治的未熟さを露呈したとする見方がある一方、自民党が切実に必要とする大胆なリーダーシップの表れだと評価する声もある」として、小泉が次期首相になる可能性を示唆。その通りになれば、104代目の首相になる。

今日の表参道

久しぶりに表参道を散策しました。相変わらずラッシュアワーの電車のような混雑ぶり。気になったのは、ほとんどが若い人で、私のような高齢者はごくごく僅かということでした・・・