死刑が消える世界

オウム真理教の麻原彰晃元死刑囚ら7人の死刑が執行された翌週、米アリゾナ州で1人の死刑囚が処刑される予定だった。

「予定だった」と記したのは、スコット・レイモンド・ドジィエ死刑囚(47:以下ドジィエ)は死刑執行を免れたからである。

日本とは違い、本人だけでなくメディアにも7月11日の死刑執行日が事前に告げられていたが、突然11月に延期された。

ドジィエにいったい何があったのか。本件を追いながら、日米の死刑制度の違いや米国の現状を探る(続きは・・・死刑が消える世界、米国もボランティアだけに)。