年が明けてからワシントンにいるアメリカ人弁護士がメールを送ってきた。友人はいわゆる「コーポレート・ロイヤー」で、企業の法務問題を専門に扱う弁護士だ。

メールには新春のメッセージと今年のアメリカ財界を展望する私見が述べられていた。

「2011年と比較すると企業倒産軒数は2倍近くに増えるでしょう。リーマンショック後ほどではないですが、企業は生き残りをかけて大々的なリストラを敢行せざるを得ないからです。企業の組織再編という意味のリストラです。社債の債務不履行率が昨年の1.4%から3%前後に上昇すると見られます。金利を支払えなくなるのです。金融機関が資金を貸さなければ、あとは倒産しかありません。」

200億円から1000億円規模の企業破綻がいつくか起こると予測している。さらに驚くべき業界にまで倒産の波が及んでいる。電力だ、、、、(続きは堀田佳男公式メールマガジン『これだけは知っておきたいアメリカのビジネス事情』)。