アメリカ中間選挙は予想どおり、民主党が大敗した。小泉チルドレンが小泉人気に乗って多数当選を果たし、後にほとんど議席をうしなった現象に似ている。
今回の選挙はアメリカ史上最大級の右からの反抗である。
昨日は日テレで解説、今朝はFMのJ-WAVEで別所哲也と選挙結果について語った。
オバマは今後、共和党下院と法案内容をすりよせない限り、アメリカの政治を前に進ませることはできない。来年になると、すぐに2012年大統領選挙の候補が登場してくるだろう。
民主党はもちろんオバマ。共和党は前アラスカ州知事のサラ・ペイリン、元マサチューセッツ州知事ミット・ロムニー、アーカンソー州知事だったマイク・ハカビー、ミネソタ州知事のティム・ポーレンティ、ルイジアナ州知事のボビー・ジンダル、90年代に下院議長だったニュート・ギングリッジらが出てきそうだが、現時点では白紙。
景気回復が最大のカギで、またアメリカ政治が熱くなりそうである。(敬称略)
次期下院議長のジョン・ベイナー