海焼き

    

メキシコ湾の原油流出事故で、海面にただよう油をみて「火をつければいい」と考えたことがあるはずだ。

「コントロールド・バーン(controlled burn)」は野焼きなどと訳されるが、海上での野焼きなのでさながら「海焼き」と呼べるかもしれない。

原油に火をつけると摂氏1000度くらいになり注意が必要だが、大きな「海焼き」になると毎分7000リットルほどの原油を燃やせるという。

黒煙による大気汚染が心配されるが、漂いつづける原油を放置しておくよりもはるかにいい。 

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