米・イスラエル VS イラン(5)

米・イスラエルとイランによる戦闘が始まってから2週間以上が経ったが、終息の兆しは見えない。 トランプ大統領(以下トランプ)は、ホルムズ海峡の航行については「石油の供給を受けている国が責任を持つべき」と発言し、各々の国が責任をとるべきとの考えだ。

ただ言うは易し行うは難しで、日本のようなペルシャ湾岸に軍事力を派遣できない国はほぼ何もできない状態で、指をくわえて眺めているしかない。原油の8割前後がホルムズ海峡を通って輸入される日本は、心臓にナイフを突きつけられているようなもので、長期間原油が入ってこなくなると国の存亡にかかわる。

トランプはSNSの投稿で、「ホルムズ海峡封鎖で影響を受ける国は、海峡を開放して安全に船舶を航行させるために米国と協力して軍艦を派遣すべき」と記した。さらに「人為的な制約で影響を受ける中国、フランス、日本、韓国、英国とその他の国がこの地域に艦艇を派遣し、ホルムズ海峡にこれ以上の脅威がおよばないことを望む」と述べた。

トランプは日本が海外に武力を派遣できない制約を抱えていることを熟知しているはずだが、今回に限っては「その縛りを解け。米国だけに血を流させるつもりか」と言っているかのようにも聞こえる。これはトランプからの挑戦状とも受けとれる。

19日にトランプに会う高市氏はどう対応するのだろうか・・・。