私が毎朝読む英語サイトにAxios(アクシオス)がある。今日のトップ記事は「イランとの戦いが世界戦争に:A world at war: Iran conflict goes global」というもので、第三次世界大戦という言い方はしていないが、「現段階ですでに20カ国が関与している」と伝えており、「冷戦以来もっとも多くの国を巻き込んだ戦争になっている」としている。
さらにイランがホルムズ海峡を封鎖した場合、トランプ大統領(以下トランプ)は自身のSNSで「イランはこれまでより20倍激しい攻撃を米国から受けるだろう」と述べており、戦火は収まるどころかより激しさを増すことになりそうだ。トランプはまた、米国がホルムズ海峡でイランの機雷敷設艦16隻を破壊したと発表したが、この戦争は早期に終わるだろうか。
さらにイランは機雷を推定2000〜6000個保有しているとみられ、対立が激化すればペルシャ湾での原油輸送が長期に渡って滞る可能性がでてくる。すでに原油価格は高騰しているため、一般市民への影響も大きくなる。
ヘグセス米国防長官氏は2003年のイラク戦争に言及し、「あのような長期化する戦争には決して陥らない」と述べた後、「米国は残酷なまでに高い作戦効率と制空権を掌握しているだけでなく、トランプ氏が掲げた目標を完遂しようとする不屈の精神のもと、決定的な勝利を収めつつある」と自信をのぞかせているが、本当にシナリオどおりにいくのだろうか。イランが簡単に白旗を揚げるとは思えないので、日本に住んでいたとしてもこのあたりのことは十分に理解し、覚悟しておく必要がある。