新しい英語(14)

Al desko

私は仕事がら、毎日のように英文の記事を読んでいるが、それでもこれまで出会ったことのない単語によく出会う。アメリカの大学院に留学し、トータルで25年もアメリカで生活していたので、知らない単語はないと思われるかもしれないが、後から後からドンドン湧きでるように未知の単語と遭遇する。

今日、英語の雑誌を読んでいて出会ったのが上記の「Al desko」という言葉である。スペルからして英語ではないことがわかるが、英文記事の中に自然に配置されていたので、頭の中に「?」が浮かんだ。ネット辞典で調べると、もともとイタリア語で「デスクで食事をする」とでていた。

DeskoがDeskから派生していることは想像できるが、al deskoで食事をするという意味をもつという。オックスフォード辞典には2014年に登録されていた。

いやあ、言葉は奥が深いです。

少子化がさらに進むと・・・

日本の人口が減っている。2025年11月の人口は 約1億1963万6千人(国立社会保障・人口問題研究所)で、1億2000万人を割った。2024年の新生児数は68万6061人で、統計開始以来初めて70万人を切った。今年はさらに少なくなる見込みだという。私の世代だと、年間の新生児数は100万人を超えていたので、「随分へったなあ」という印象である。

少子化は婚姻数の少なさを物語ってもいて、結婚するカップル数が少なければ必然的に赤ちゃんの数も減る。今年、結婚した男女はここまで約66万5000人で、過去最少になる見込みだ。

人口が減るということは、国内の経済規模が小さくなり、労働力が減ることでもある。そうなると税収も減り、社会保障制度を維持することが難しくなる。さらに人口減少が進めば街に活気がなくなり、店舗が閉店したり、公共交通機関の減便や廃止につながっていく可能性がある。また少子化によって学校の統廃合が増えて、子どもたちの遠距離通学が増えるというマイナス面が際立つ。

一方で、東京の繁華街はこれまで人が多すぎたので、「人が減って息がしやすくなる」という声も聞かれる。「人が集まりすぎていたので1億人くらいがちょうどいいのではないか」との意見もある。

みなさまはどうお考えだろうか。

師走・・・

今日から師走である。巷では「歳をとると時間が経つのが早い」と言われるが、今年68歳の私はまさにその言葉を実感している。ついこの前、「新しい年を迎えた」と思っていたら、もう12月である(ちょっと極端か)。

ただ、歳と共に時間の経過を早く感じるのは、すでに心理学的に証明されていて、フランスの哲学者、ポール・ジャネが『記憶の進化と時間観念』の中で記したように、年齢を重ねると人生の中での1年間が全体に占める割合が小さくなることによって起こる。また、歳をとると脳が日々の出来事をまとめて処理するようになったり、新しい体験が減ってルーチン化したりすることでも早く感じるという。

さらに、脳の処理速度が低下してくるため、日々起こる出来事を細かく分割して記憶する能力が落ち、時間の経過を早く感じるようになるらしい。そして新しい体験や刺激が少なくなると、日々の出来事を区別する記憶の密度が低くなることでも早く感じるようになるという。

こうした解釈を耳にすると、月並みな言葉だが、「歳はとりたくない」と思ってしまう。皆様はいかがだろうか。