次世代のネット広告:ジーニャスロケット

誰しもが不安に感じていることがある。インターネット時代に入り、今後自分の業界がどう変わるかということだ。

現時点では、多くの方が的確な答えを用意できていない。ただ、ある業界では確実に進んでいる方向がある。今回はその筋道の一つをご紹介したい。

広告業界ではこれまで大手企業が億単位の予算を使い、広告代理店にTV広告の制作を依頼していた。テレビCMだけでなく、新聞や雑誌に載せる広告費を合わせると莫大な額に上る。それは同時に、億単位の予算をさけば企業側のメッセージをかなりの割合で消費者に届けられることを意味した。

だが今は違う。インターネットの登場で、TVや活字広告に割かれる予算が減った。日本もアメリカも状況は同じで、2008年から09年にかけてのアメリカのTV広告総額は21.2%も減少。売上は520億ドル(約4兆3000億円)から410億ドル(約3兆4000億円)に減った。

一方、ネット広告の売上は同時期8.3%増で、240億ドル(約2兆円)から260億(約2兆1500億円)に上昇している。しかしネット広告は一元的なものではない、、、(続きは堀田佳男公式メールマガジン『これだけは知っておきたいアメリカのビジネス事情』)。