フリーアナウンサーのみのもんたさんが1日、亡くなった。すでに多くのメディアで取り上げられているが、司会者でありタレントであり、さらに実業家としても八面六臂の活躍をしていたので惜しまれる。
個人的には1970年代初頭、みのさんが文化放送の深夜番組「セイ!ヤング」でパーソナリティを務めていた時の印象が最も強い。私はちょうど中学に入り、深夜放送を聴きながら勉強をする”ながら族”になり始めた頃で、みのさんの番組は土井まさるさんの番組と同じくらいよく聴いていた。
その頃、みのさんと土井さんの番組宛てにハガキを書いて、番組内で読んでもらうというのが一つの生きがいのようになっていた。一応、勉強をしながらということだったが、いつ名前が呼ばれるか気が気ではなかった。 両氏には何度かハガキを読んだもらったと記憶している。 もう50年以上も前のことだが、昨日のことのようにあの緊張感を思い出せる。
土井さんはガンで1999年に58歳で亡くなっているが、ラジオDJというとこのおふたかたの名前が真っ先に浮かぶ。ご冥福をお祈りいたします。