ハリス・トランプ討論会

Photos: The Harris-Trump debate | CNN Politics
from CNN

お互い言いたい放題で、、、ドロー。

日本時間11日午前10時から行われた米大統領選挙の討論会を観た。最初から両者ともに興奮気味で、自分の言いたいことを巻くしたてた戦いで、これからアメリカ合衆国という大国のトップにたつ政治家がもつべき落ち着きや余裕が見られず、もう少し泰然自若な姿勢でいてほしかった。

ディベートというものは、究極的には 相手を攻撃して自分の主張を正当化させることにあるのだろうが、論点がかみ合わず、言いたい放題だっという印象が拭えない。

トランプ氏が「私は歴史上どの共和党議員よりも多くの票を得ました。実際どの大統領よりも、現職の大統領よりも得票しています」と言えば、ハリス氏は「私は多岐にわたるエネルギー源に投資し、外国産原油への依存度を減らすことを実現してきました。外国産の原油に頼りすぎてはいけないという認識は重要で、私たちは国内原油生産量を史上最大にしたのです」と自身の優位性を強調する。

そしてトランプ氏はこう述べた。

「中東で起きていることを見てみろ。(私が大統領だったら)こんなことが起こるはずがない。私はこの問題を速やかに解決する。ウクライナやロシアとの戦争も終わらせる。私が次期大統領になれば、そう、大統領になる前に終わらせる」

これを暴言と言わずして何と言おう。その通りになれば誰も文句は言わないが、お手並み拝見である。