日本シリーズ第7戦はスタートからテレビの前に陣取り、試合終了まで動かなかった。私は子どもの頃からジャイアンツファンだったので、阪神というチームを応援したことはこれまで一度もなかった。
しかし、である。日本シリーズが始まってから、阪神が勝てば「38年ぶりの日本一」という言葉があちらこちらから聴こえてきて、ここはオリックスではなく阪神を応援するしかないだろうという気持ちになり、試合終了までずっと「タイガース頑張れ!」と叫んでいた。
38年間も日本一になる機会を逃していたチームであっても、トップに君臨する機会が必ずや巡ってくるということを全国に示した点で、今年のタイガースは素晴らしかった。
決して諦めない精神は、誰しもが心に宿すべきもので、私も試合のあと、「たとえ負けがこんだとしても、やり続けることで成功を勝ち取れる」という言葉が胸に宿った。
ただ、また今日からはジャイアンツファンに戻ると思うが、、、、。