いまだにベストショットは撮れていない

今日、ネットである英文記事を読んでいると、感心させられるコメントに出会った。

「いまだにベストショットは撮れていない」

山に写真を撮りに行って「まだいい写真が撮れてない・・・」といったニュアンスではない。ティム・ペイジという元UPIの英写真家はいま76歳だが、50年以上のキャリアがありながら、いまだに人生のベストショットが撮れていないと呟くのだ。

ベトナム戦争もカバーしているペイジは、これまで約75万枚の写真を撮ってきた。それでもまだ自分が本当に満足できるショットは撮れていないという。

1965年、ベトナムにて。from Pinterest

彼の撮った写真は米首都にあるスミソニアン博物館などにも飾られているし、自分でも「私はかなりいい写真が撮れると思っている」と述べるが、同時に「もっといい写真が撮れるはずだ」との思いを抱き続けているという。

これこそが仕事をする人間のもつべき志であり、覚悟であり矜持かもしれない。