崖っぷちトランプ

トランプは崖っぷちに立たされていた。

第1回テレビ討論会でヒラリー・クリントンに打ちのめされたあと、2005年に録音された卑猥な発言が暴露されて絶体絶命の窮地にいた。あとヒト突きで谷底へ落ちてもおかしくない。

だが日本時間10日、2回目の討論会でドナルド・トランプは攻勢をかけた。冒頭で卑猥発言を謝罪し、「私ほど女性に敬意を払っている人間はいない」と平然と述べた。

その後、逆手をとって「ヒラリーさん、11年前の発言を持ちだしてくるなんて品格がない。恥を知るべきだ。ビル・クリントンの方が女性に口汚い言葉を使う。私よりもっとひどい」と攻撃。第1回目と違い、トランプは終始、攻めに攻めた。まるで女性蔑視発言などなかったかのようだった。

討論会の表層だけを眺めると、トランプが優位に立っていたかにも見えた。だが、発言内容を精査すると、デタラメな言説が目立った。

「シリアからいま何十万人もの難民が米国内に流入している」は明らかな間違い。シリアからの難民は2016年度、約1万人に過ぎない。

「昨年の米国の貿易赤字は8000億ドル(約80兆円)だった」も間違い。実際は約5300億ドル(約53兆円)。

続きは・・・(崖っぷちトランプ 第2回テレビ討論での主張はウソばかり | 日刊ゲンダイ)。

Media Appearance

今後1週間の放送メディアへの出演予定:

 

・10月10日~13日(月~木) 東京FM  19:52~20:00(未来授業 – TOKYO FM Podcasting

・10日11日(火) TBSテレビ『あさチャン』(収録出演なので、たぶん20秒?)

 

大統領選まで1カ月を切りました。最後の追い込みです!

予測が外れたら坊主!

また言ってしまったーー。

「ヒラリーさんが負けたら坊主になります」

9月27日のスカパーの生番組『ニュースザップ』での発言である。

私はかなり早い段階から数字まで出してヒラリー勝利を予測してきた(どういう角度から予測してもヒラリー勝利)。以前の大統領選でも言ったことはあったが、活字の上での話だった。だが今回はテレビの生番組で言ったので、たとえBSの番組であっても発言した以上は実行しようと思う。

ちなみに、共演した詩人で翻訳家のアーサー・ビナード氏は逆で、「トランプが負けたら坊主になる」と公言。いずれにしても、どちらかが髪の毛を刈ることになる。同じ番組にでていたモーリー・ロバートソン氏はすでに坊主(失礼)なので何も言わなかった。

考えてみると、つまらない賭けである。アメリカから遠く離れたところで、テレビの出演者同士が坊主になると言い合っている。選挙や次期大統領とは何の関係もないし、深層心理は自己満足の領域から出ていない。

しかも、こうした状況で坊主になるというのは戦前からの名残で、あまり進歩的なことではない。

それでもアメリカ人のビナード氏が「普通に」受け入れているところが笑える。テレビ的なパフォーマンス・演出としては「◯」であるが、「言ってしまった感」は強い。

いまは「ヒラリー、勝って!」と手を合わせている。

ベイスターズを黒字化した男

ikejun1

若干35歳で横浜DeNAベイスターズの社長になってから5年目のシーズンを過ごす池田純社長(40:写真)。就任時(2011年)には24億円の赤字だった同球団を5年で黒字に転換させた。

観客動員数も110万人から190万超に拡大。スポーツ界を越えて財界からも経営手腕が注目されている(ベイスターズを黒字化した男)。

 

(当ブログの8月5日(ベイスターズとイケジュン)に登場したイケジュンです。日経ビジネス・オンラインでインタビュー記事を載せました。)

世界を惹きつける「K」

銀座数寄屋橋の交差点そばにあるサンリオショップ「Sanrioworld Ginza」。

外国人の観光客が吸い寄せられるように店頭にあるキティーちゃん「K」の横にたって記念写真を撮っている。まるでダイヤモンドに惹きつけられるようなエネルギーを感じる。

ここに何かのヒントがあるはず・・・

kitty10-13-16