オリバー・ストーンという人物

映画監督というより真実の探求者ーー。

都内のホテルでインタビューしたあとの思いである。ストーン監督が来日したのは新作映画『スノーデン』のプロモーションのためだが、私の狙いは監督がいだくアメリカ政府と世界情勢への思いを訊くことだった。

19日午前のテレビ朝日の番組でインタビューの抜粋が放映された。だが30分のインタビュー時間のうち、映像で使われたのは10分も満たない。テレビという媒体の性質上いたし方ない。

テレビで紹介されなかったところで、監督はハッとさせられるようなことをいくつも口にした。

「DNC(民主党全国委員会)のメールがウィキリークスによって漏洩されました。ウィキリークスは一切どこからメールを入手したかを言わなかった。あれは民主党内部に密告者がいてウィキリークスに渡したのです。ロシアではない」

昨年の大統領選でヒラリー・クリントンに不利になるようなメール内容である。ロシアが関与していると言われてきたが、実は党内部に内通者がいたのだ。

DNCが不法行為を行っているから怒りを覚えて密告したというのだ。

監督はスノーデンが亡命しているモスクワに9回も行って、長時間のインタビューを行っている。さらにプーチンにもインタビューしている。現在はプーチンのドキュメンタリーを制作中だ。

ジャーナリスト以上にジャーナリストらしい姿勢で真実を追求しようとしている。70歳になっても活力は衰えていない。久しぶりにインタビュー後に清々しい心持ちになった。

Media appearances

もうすぐドナルド・トランプの大統領就任式です。

 

・1月19日(木)10:30amから テレビ朝日『ワイドスクランブル』

・1月20日(金)7:00amから 東京FM(周波数80.0MHz)『クロノス』

 

19日の番組ではトランプのことを扱うだけでなく、映画監督オリバー・ストーン氏とのインタビューも放映されます。

日本人が知っておくべきハガティ駐日大使という人物

次期駐日大使に指名されたウィリアム・ハガティ氏(57:以下ハガティ)とはいったいどういう人物なのか。

日本のメディアで詳述している報道はあまり見かけない。次期大使に指名されたと報道されたのが1月4日で、事実関係と略歴が紹介されたに過ぎない。

周辺を取材すると、人物像が少しずつ見えてきた。一言で述べると「オールラウンド・プレーヤー」。財界と政界を行ききしながら、金融、ヘルスケア、IT、消費材といった多業種に携わってきた人物だ。

ビジネスマンと公務員の両方を経験しているため、実務的な大使になるとの見方もある。しかし多くのことを要領よ

くこなすあまり、日和見的な性向がうかがえもする(トランプ動かすには日和見ハガティを取り込め 米国の駐日大使を徹底)。

Hagerty1.18.17

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“トランプ暗殺”実行予告

ドナルド・トランプ(70)の暗殺予告がイスラム国(IS)から出されている――。

本当ならば怖いことである。今月20日の就任式を目前に控え、トランプに敵対心を抱くISは米国内にいるIS支持者に対して暗殺を呼びかけている。首都ワシントンのラジオ局WTOPが、連邦政府職員からの情報として伝えた。

トランプ暗殺の脅威は、昨年11月の当選以来、増えている。ISは昨年12月にもトランプ暗殺を呼びかけるビデオを公表したほどだ。ネット上でもトランプの暗殺予告は出回っており、就任式が実行日だという。

というのも、当日はトランプのスケジュールが事前に公表されているからだ。連邦議会前(屋外)で宣誓、就任演説を行った後、ホワイトハウスまでパレードが予定されている・・・(“トランプ暗殺”実行予告 | 日刊ゲンダイ)。

エネルギッシュな70歳でした

新作映画「スノーデン」のプロモーションで来日した映画監督オリバー・ストーンに都内のホテルでインタビュー。

テレビ朝日「ワイドスクランブル」で19日(木)に編集された映像が流れます。今日だけで数多くの映像、活字メディアとインタビューをするので、監督のスケジュールはびっしり。

私の持ち時間は30分。ロシアに亡命しているエドワード・スノーデンについて、そしてトランプについてエネルギッシュに語ってくれました。(敬称略)

 

OliverSone1.17.17