Media appearances

明日(18日)の放送メディア出演予定:

 

トランプ政権が揺れています。大きく揺れています。

トランプの本性はツイッターで過去何ヶ月も表れていましたが、ここにきて白人優位=白人至上主義の本音が出てしまいました。本心は隠そうとしても漏れてしまうものなのですね。

明日はTBSのゴゴスマに出ますが、スタジオは名古屋のCBCなので日帰りで名古屋往復です。

 

・8月18日(金)8:00amから東京FM(周波数80.MHz)『クロノス

・8月18日(金)1:55pmから TBS/CBC『ゴゴスマ~GOGO!Smile!

ツイッターに引導を渡すトランプ大統領

Gplus-vs-Twitter

2010年5月のことである。米イリノイ州シカゴ市北部にあるフレモントという公立図書館で、図書館員たちは1つの選択に迫られていた。

 図書館のSNSとしてフェイスブックとツイッターのどちらを採用すべきか、ということだった。

図書館にとって、どちらのSNSがより有用かの答えは当時、まだ出ていなかった。図書館は結局、両アカウントを開設することにした。

ただ利用しているうちにフェイスブックとツイッターの特性の違いがはっきりし始めた。フェイスブックはより柔軟性があり、写真や動画、ゲームを載せやすいだけでなく、開催されたイベントの事後報告などにも向いていた(続きは・・・ツイッターに引導を渡すトランプ大統領)。

 

自動的に大規模報復?

お盆でもいつもと変わらずに仕事場に向かう。電車に乗りながらネットラジオでフォックス・ニュースを聴くと、ちょうど北朝鮮問題について議論が交わされていた。

共和党保守派のコメンテーターが嬉々とした声で言った。

「北朝鮮がミサイルをグアムに向けて撃った時点で、アメリカは大規模な報復をしかける。これはもう自動的に行うべき」

久しぶりに戦争ができると思うと嬉しくてしょうがない・・・そんな思いが言葉の裏側にあるようだった。

現時点でも、私は北朝鮮が撃ってくる可能性はかなり低いと考えるが、万が一の事態もある。それほど金正恩は信じられない男である。

ただその時は北朝鮮の攻撃よりもアメリカ側の報復による死傷者や影響の方が甚大になるはずだ。

戦争に付随する悪影響は米軍の報復で想像を絶するレベルにまで達する恐れがある。金正恩が大胆な行動を起こさないことを願うばかりだ。

North Korea1 115

2011年4月、北朝鮮を訪れた時の1枚。朝鮮人民軍の少将が韓国との国境付近を案内してくれた。

顔は笑っている

いまにもアメリカと北朝鮮が戦争を始めるかに見える。

しかし、そう見えるだけで、当事者であるトランプと金正恩は意外に冷静であるかもしれない。それは1時間ほど前にトランプが自身のフェイスブックにアップした動画を観ると推察できる。

「日本はわれわれがやっていることに満足(happy)していると思う」と述べ、唖然とさせられるが、実は中国を強力にプッシュして事態の打開をさぐっている。

軍事オプションは用意しているが、できれば平和裡に解決したいというのが本音だ。国務長官のティラーソンや国家安全保障担当補佐官のマクマスターが大きなブレーキ役になっているはずだ。

とにかく金正恩をできるだけ追い込んで、アメリカとの交戦を諦めさせるという作戦だ。本気で北朝鮮を攻撃する気はないように思える。トランプの顔は笑っている。

それでも数%は可能性がある。日本はそれに備えるべきであ(FBにアップされたニュージャージーでの会見)(敬称略)。