住んでいる時は気になりませんでしたが、たまにアメリカに戻ってスーパーに行くと眼を見張ります。
20メートルほどの棚がすべてポテチで埋め尽くされています。新商品がいっぱい・・・
ロシア疑惑だけで普通の人であれば夜も寝られないくらいの頭痛のタネのはずだが、トランプの場合、そこにセクハラ疑惑が加わっている。
しかも最近になって、トランプと過去に性的関係のあった(といわれる)3人の女性がメディアに登場してきた。特に元プレイボーイ誌モデルのカレン・マクドゥーガルがCNNの司会者アンダーソン・クーパーのインタビューに答えている。
トランプは彼女との関係を否定しているが、マクドゥーガルは2006年から07年にかけての10カ月間、不倫をしていたことを認めた。
今(米東部時間21時)も現在進行形で番組は続いている。疑いのないほど確固たる姿勢で詳細を述べたことで、視聴者の中で関係を否定する人はもはやいないだろう。
トランプはマクドゥーガルをトランプタワーの自宅にも招きいれていた。さらにトランプが所有するゴルフ場にもなんども連れて行っている。
影でコソコソという不倫ではない。ふてぶてしいばかりに、スポットライトの当たる不倫だったので、私は「スポットライト不倫」と呼ぶことにする。
トランプは関係を認めるのだろうか。(敬称略)
先日、模擬講義というものを行った。
3月2日の当ブログでも書いたが、4月から早稲田大学オープンカレッジで講師を務めるので、学校側から模擬講義をやってほしいとの要請があったのだ。
申し込みはすでに始まっていたが、これからの方もいる。受講生の総数は2万に達するおおきな組織であり、何百もある講座から私の講座を選んでいただけるかどうかは模擬講義にかかっているようにも思えた。
私は当初、教授陣に「どれほどの授業ができるのかを見定められる」と思っていた。だがそうではなかった。実際に講義を受講してくださる一般の方が教室に座るという。
学校に着いて事務所にいくと、担当の方が告げてきた。
「堀田先生の講座の定員は30名だったんですが、50名に増やしました。今日は一番大きな教室です」
「・・・そうですか・・」
予想外だった。講師としては何の実績もない。どうしてなのかと思いながら教室に向かっていると、廊下で年配の女性から声をかけられた。
「テレビ、観てます」。そういうことだったのか、と思った。テレビ、恐るべしである。
開始予定時間から数分遅れて教室に入る。ほとんどの方が年配の方だった。しかも全席が埋まっていた。講演とは違う緊張感がやってきた。
パワポはすでに机の上のパソコンにセットされている。簡単な自己紹介をしてから講義をはじめた。途中、遅れて来た方が何人かいたが、座る場所がないために帰られた。
人生初の「満員御礼」だった。
実際の講義がはじまり、回を追うごとに人数が減らないように内容のある話をしようと思う。
3月13日のブログ「ロシア疑惑(4)」で、ロシア疑惑を調査していた連邦下院情報特別委員会が「シロ」判定をだしたと書いた。
同時に、特別検察官ムラーはこれから数カ月をかけて、ロシア政府とトランプ陣営との関係を捜査していくとも述べた。そのムラーは15日、トランプの会社「トランプ・オーガニゼーション」に対してロシア関連の書類をすべて提出するように求めた。
この動きは、トランプ本人が2年前の大統領選でロシア政府と共謀していたかどうかを探るより、トランプ本人と会社が選挙前、ロシアとの取引で違法行為をしていなかったを捜査するためであると思われる。
ムラーが求めているのはあくまでも法に触れる行為である。たとえ選挙時の共謀がなかったとしても、それ以前の違法行為が認められればトランプは起訴される。選対部長だったマナフォートのようなことが起こる可能性はある。
マナフォートは昨年10月に複数の容疑で起訴され、2日前、すべての容疑で有罪になれば「量刑は最長で305年」と報道されたばかりである。これがアメリカの司法の恐ろしさである。(敬称略)
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