毎年暮れになると登場する首都ワシントンのユニオン駅にかけられる巨大リース。
外堀の埋まったトランプ大統領ーJBPress
ロシア疑惑に大きな転機が訪れている。
同被告は今年8月、脱税や選挙資金法違反などで有罪が確定しており、実刑判決が出されると言われていた。
今回注目されたのは、トランプ・オーガニゼーション社に10年以上も籍を置いた(副社長)トランプの右腕と呼べる人物が禁固刑を受けたことにより、トランプの外堀が埋められつつある点だ。(続きは・・・外堀の埋まったトランプ大統領、迫り来る弾劾の日)
Christmas weeks(4)
Media appearance
今後の放送メディア出演予定:
・12月17日(月)9:00amから 文化放送AMラジオ(出演は11:00am過ぎから) 『くにまるジャパン 極 』
トランプ帝国が足元から崩れ始めている。元側近がつぎつぎと逮捕、有罪判決を受け、トランプはどこまでホワイトハウスにいられるのか。アメリカの司法が大統領を向こうに回してどこまで頑張れるかが、これからの注目点である。
ラジオではかなり自由にこのあたりの私見を話せるので、大好きなメディアだ。
ロシア疑惑(14)
今月11日の当欄「ロシア疑惑(13)」で、トランプの弁護士だったマイケル・コーエンが「刑務所に入ることは確実」と書いた。
翌12日、ニューヨーク南部地区連邦地裁はコーエンに禁錮3年の実刑を言い渡した。トランプ周辺にいる人物がまた1人、トランプに代わって塀の中に入ることになった。
14日になって、コーエンはABCニュースのジョージ・ステファノプロスのインタビューを受け、元ボスであるトランプについて正直に思いを話している。
「(トランプの)ツイートは全く真実ではないです。私がやったこと(罪)について、自分自身に腹をたてています。でも昨日(禁錮3年の実刑を受けたことで)、私は自分の行動の責任をとりました。単に私は(トランプに対して)忠誠だったのです。(中略)盲目的なまでに忠誠を誓っていました。本当に彼を憧れていましたから。(中略)いまホワイトハウスにいる男性は私の知るドナルド・トランプではありません。まったく違う人です」
禁固刑を受けた男がほかに何を隠そうというのだろうか。テレビに映しだされたコーエンは幾分かやつれていたが、真摯な受け答えだったと思う。
コーエンの罪の1つが偽証罪だが、本当はトランプこそが偽証罪に問われてしかるべきだということは多くの人のが思っていることである。
トランプの終焉の始まりである。(敬称略)