堀田佳男 Profile
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メタ情報
カテゴリー: Thought for the day ― 2019年4月23日
水谷隼の言葉

「なんていい事を言うのだろう」

記事を読みながら、深く納得してしまった。日本の卓球界を牽引してきた水谷隼が23日、こんなことを言っていた。

「(卓球界は)いまのままではいけない。張本以外、強い選手がいない。日本はよい環境なのにそれを生かしきれていない。もっと強くならないと」

今年1月、全日本卓球選手権で10度目の優勝を果たした水谷は、来年の東京五輪を最後に現役を引退する予定だが、自分がいなくなったあとに続く後輩たちに頼りなさを感じていた。

現在ハンガリーのブダペストで行われている世界選手権で、後輩たちに向けて語っている。

「僕なんかを目指さず、越えていかないと」

そこには水谷が達成できなかった五輪の金メダルがあることは確かだろう。15歳の張本は個人で獲得できるチャンスがあるが、団体ではまだ中国に水をあけられている。「世界一」を自分のふところに引き寄せろということである。

こういう発言は日本一を経験したことのある人がいうと説得力が増す。夢は大きくということであり、記事を読んでいて嬉しくなった。(敬称略)

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Photo from Pinterest

カテゴリー: Thought for the day,アメリカ社会 ― 2019年4月21日
トランプが失脚しない訳

どうしてトランプが支持され続けているのだろうか。このところ、ずっと考えている疑問である。

これまでの政治家とは違い、人の心に響くような本音をためらいもなく口にする壮気が認められているということか。品のないというより下劣な表現が飛び出すたびに大統領としての品位を損なっているかに思えるが、むしろ多くの保守派の人たちにとっては「膝ポン」フレーズだったりする。

「よく言ってくれました」。拍手喝采する人たちが少なくない。

ハーバード大をでて、オックスフォード大にも留学し、有名なコンサルティング会社で仕事をしたあとに政治家となり、「すべての市民に健康保険を提供します」といった理想論を熱くかたる良識ある政治家(民主党候補ピート・ブディジャージ)より、自分たちの本音を代弁してくれるトランプの方がいいと思う保守層の市民は驚くほど多いのだ。

トランプの支持者は、綺麗ごとだけを述べていても世の中は変わらないと考える。トランプ本人は選挙に勝つためであれば何でもするつもりだし、実践してきた。ロシア政府と手を組んでもいいとさえ思っているかのごとくだ。

誰にもバレなければいいのだから、というメンタリティーはある種の犯罪者心理に通じる。バレてしまったらあとは揉み消せばいい、というヤクザ紛いの考え方といつも共存しているかのようでさえある。カネで解決できることはカネを使う、という姿勢も感じる。

単に打たれ強いという表現では言い表せない。トランプ支持者はこうした「トランプ流」をよく理解し、認めている。マラー報告書がだされてもトランプの支持率にほとんど変化がないのはそのためだ。

来年の選挙でも民主党は間違いなく苦戦を強いられる。(敬称略)

カテゴリー: Thought for the day ― 2019年4月12日
篠山紀信の精髄

今朝(12日)の朝日新聞朝刊の文化・文芸面に、篠山紀信のインタビュー記事がでていた。

普段、このページは読まないが、今朝は週刊朝日の表紙写真「女子大生シリーズ」を撮り続けた経緯が書かれていたので、一気に読んだ。最後の方に、篠山がどういう心持ちで普段写真を撮っているかが書かれていて、たいへん納得させられた。

「女優さんでも学生さんでも、誰だって撮るのは難しいんですよ。(中略)モデルさんへのリスペクトは当然でしょう。対象の魅力を引き出して、みなさんにお伝えするという気持ちが必要なんじゃないですか。富士山を撮るときだって、僕は『よっ、日本一』と声を掛けてから撮る。そうするといい顔をする」

どの分野でも同じだろう。仕事をする時に愛情を注げばいい結果がついてくる、ことが多い。業種によってはなかなか「愛情」というものを表せないかもしれない。でも肝心なのは「どれだけ心を込められるか」ということである。

78歳まで第一線で活躍してこられた篠山紀信の精髄をみた思いがした。(敬称略)

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Photo from Youtube

カテゴリー: Thought for the day ― 2019年4月8日
30年前のあの頃

昭和から平成になってまもない頃、私は会社を辞めようかどうか迷っていた。まだアメリカで会社員をしていた頃である。

1989年の日記を読み返すと、日々の鬱積した不満がつづられている。上司や同僚に対する憤懣はほとんどなかったが、仕事そのものには満足していなかった。

アメリカには留学のために行き、当時からモノを書く仕事をしようと思っていた。小説家になりたいと思っていた時期もある。大学院卒業後、2つの会社に勤めたが、両社ともに「この会社こそが私の望む場所」という思いにはいたらなかった。

最初の米企業で永住権をとり、2番目の編集関係の会社は待遇的に不満はなかったが、仕事内容と会社という組織で拘束されることにだんだんと耐えられなくなっていた。毎日会社に行くことが辛かった。

はっきり言えば、留学までして「好きな仕事でメシを食っていない」という自分に腹がたっていたのだと思う。だが、実際に辞めるまでにはそれから1年近くの歳月が必要になる。

辞める前の準備として、日本の雑誌に原稿を書き始めていた。これは友人の紹介もある。また会社に内緒で日本人向けのワシントン観光ガイドブックの編集長もしていた。これは会社にバレて、あとで社長から注意されたが、それでクビにはならなかった。S社長にはいまでも感謝している。

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結局、「辞めさせてください」と切り出したのは1990年春だった。だがフリーランスのジャーナリストとして独立しても、勝算は五分五分といったところだった。その頃の日記には「本当に食っていけるのだろうか」という憂慮がよく書かれている。

あれから29年がたった。最初は「ジャーナリストです」と名乗ることも恥ずかしいくらいだったが、その5年後には誰の経済援助も受けずにマンションを買うまでになった。

こう書くと自慢話になってしまうが、35年ローン(アメリカでは30年ではなく35年が一般的)を、しかもフリーの立場で組むのはなかなか大変なことだった。実は独立後3年たった時にマンションを買うつもりで不動産屋に行ったのだが、フリーの人間は2年分の確定申告を提出しないとローンが組めなかった。

それはその前の2年間、安定した収入があって、月々のローンを支払っても生活できるかどうかを見定められるということだった。その時のローン申請は見事に却下された。悔しかった。

「ヨーシ、やってやる」

それで5年たって、ようやくローンが組めるまでになったのだ。いま思うと懐かしいし、過去30年近く、多くの方にお世話になってここまで来られたというのが実感である。感謝の言葉しかない。これは私の本心である。

カテゴリー: Thought for the day ― 2019年3月22日
イチロー引退

「そうか、やっぱりか」

21日夜、マリナーズ対アスレチックスの試合をテレビで観ていると、試合後にイチローの会見があるとの一報が入った。

本当に50歳まで現役でいられるのではないかとの期待があった一方、打てなくなっていたので「いよいよ決断をしたのか」との思いが去来した。

たくさんの記録がある中で、私は日米通算で4367安打という数字が抜きん出てすばらしいと思う。アメリカでは日本のプロ野球の安打数を入れるべきではないという人もいるが、もはや説得力のない言説でしかない。

世界最多安打の記録はもしかしたら今後、破られることはないかもしれない。それほどの偉業だろう。

ただイチローに対しては、少しばかり「嫌みな男」という印象をもっていた。本人も「人望がない」と会見で述べたとおり、斜に構えて距離を置くようなところがあったように思う。

それは昨年5月、大谷翔平とイチローがグラウンドで初めて顏を合わせた時にも見られた。駆けよって挨拶をしようとした大谷を、イチローは避けるようにかわして走り去った。もちろん直後に握手を交わすが、わざわざ挨拶にきた後輩に一瞬だけだが背をむける行動にイチローらしさが見てとれる。

素直に自身の気持ちを表すことへの抵抗なのか、あるものをそのまま受け入れることへの羞恥なのか、それとも潜在的な異種の意識なのかはわからない。

また会見でTシャツについての質問がでた時、「粋とは自分では言えないですけど、無粋であることは間違いないですよね」という返答もイチローらしさが出ていると思った。その裏には「そこまで俺に言わせるの?」という情動がある。

無粋という言葉からは、野球選手として、男として常に粋でなくてはいけないという強い思いも感じる。そうした意識を持ち続けたからこそ世界一に到達したのかとも思う。

「本当にご苦労さまでした」という言葉と同時に、今後のイチローの歩む道にも注目していきたい。