強気一点張りトランプが吐いた弱音に、勝負あり!

Church4.19.16

(トランプが幼少時に通ったマーブル協同教会)

米大統領選のニューヨーク州予備選(19日)が行われる2日前、ニューヨーク市内にあるプロテスタント系教会を訪れた。マンハッタン59番街と29丁目の角に建つ石造りの教会で、ちょうど日曜の礼拝が終わったところだった。

マーブル協同教会。

17世紀前半にピューリタン(清教徒)がボストン郊外プリマスに上陸して間もない1628年にニューヨークに建てられている。現在の教会は1854年に建設されたものだ。

その日、教会の牧師とある人物について話をすることになっていた(強気一点張りトランプが吐いた弱音に、勝負あり)。

地球温暖化で地球の軸がぶれ始めた

日本の主要メディアが取り上げないのが疑問に思えるほど重要な記事が今月8日、米科学誌に発表された。科学にご興味のない方もぜひご一読いただだければと思う。

論文を端的に述べると「地球温暖化によって地球の軸がぶれ始めている」という内容である。地球の軸とは北極と南極を結ぶ地軸のことだ。

ご存じのように地球は完璧な球体ではなく、北極の自転極と南極の自転極を結んだ軸を中心に自転している、いわばコマのようなものである(地球温暖化で地球の軸がぶれ始めた)。

north-pole4.18.16

Photo courtesy of Rehub.com

ついにネオコンまで、共和党からヒラリー支持続々

hillary3.31.16

Photo by the White House (2013年7月当時のヒラリー)

 

「外交政策については、彼女の考え方に賛成します」

彼女というのは米大統領選の民主党トップランナーのヒラリー・クリントン氏(以下ヒラリー)だ。発言者はネオコン(新保守主義)の論客、ロバート・ケーガン氏である。

ケーガン氏だけでなく、いまネオコンの重鎮たちは共和党レースで首位を維持するドナルド・トランプ氏(以下トランプ)ではなく、ヒラリーの支持に回っている。

ネオコンという言葉は懐かしい響きさえある。

起源は1930年代にまでさかのぼれるが、世界的にネオコンの名前が流布したのはブッシュ前政権時代で、タカ派的な外交政策の政治イデオロギーや人物を指す(ついにネオコンまで共和党からヒラリー支持続々)。

スーパーチューズデー、トランプ圧勝の3大要因

trump(6)1.31.16

(トランプの長女イヴァンカ夫妻と本人)

米大統領選の予備選の山場であるスーパーチューズデー(3月1日)を迎え、不動産王ドナルド・トランプ氏(以下トランプ)の躍進が止まらない。

筆者は大統領選を「ライフワーク」と称しているので、ここで改めてトランプの強さの理由とスーパーチューズデーの結果を予想してみたい(スーパーチューズデー、トランプ圧勝の3大要因)。

アサド憎しで米国が国際テロ組織をこっそり大支援

「アラブの春」以前から、米政府はシリア政府転覆を画策していた―。

米連邦議会の調査期間である議会調査局(CRS)はこのほど、米政府がシリア政府の転覆を目論んでいた事実を記した報告書を公開した。

これまでも、米政府がバッシャール・アル=アサド政権の転覆を画策している話は、何度となくメディアに取り上げられている(アサド憎しで米国が国際テロ組織をこっそり大支援)。

antigov.syria.2.17.16

反アサド政権の集会      Photo courtesy of Euractiv