ロシアに続き米国もネバダ砂漠で”核実験”

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Photo by Youtube 次世代爆撃機B21

10月初旬、米ネバダ州にあるネバダ国家安全保障施設に2つの爆弾が投下された。日本のメディアではほとんど報道されていない。

爆弾は「本来」、核爆弾であるはずだった。だが1993年以降、米国は爆発を伴った核実験を行っていないので、今回は仮の核爆弾ということになっている。

それでも、「核なき世界」を目指しているはずのバラク・オバマ大統領が、なぜ核兵器へのこだわりを捨てていないのだろうか。

続きは・・・(ロシアに続き米国もネバダ砂漠で”核実験” )。

今まで全勝の米大統領選予測、今回は異変か

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アメリカ大統領選の投開票日(11月8日)まで1カ月あまり。民主党ヒラリー・クリントンと共和党ドナルド・トランプのいったいどちらが勝つのか。

第1回テレビ討論会が終わり、両候補はいまレース最後の直線に入ったところだ。毎日のように発表される世論調査結果を眺めると、両候補の数字は拮抗している。ヒラリーが数ポイント差でトランプをリードしている調査結果もあれば、逆の結果もある。

勝者を予測することは危険であるが、アメリカでは当選予測モデルがいくつもあり、大統領の専門家が予測を公表している(今まで全勝の米大統領選予測、今回は異変が … )。

(ウェブ・マガジン「JBPress」に書いた原稿です。読者の方がどれだけ私の書いた記事に興味をしめしていただけるか、いつも気になります。自分では「イケてる」と思った記事が読者の方の反応は逆だったり、自分では「まあまあ」と思っている記事に1000以上のフェイスブックの「いいね」がついたり、読めないことが多いです)

米国が新型核兵器投入、開発配備に1兆1000億円

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By the White House

突然だが、「B61」と聞いてすぐにピンとする方はいらっしゃるだろうか。

B61というのは米国が1960年代から開発・製造、配備している核爆弾の1つだ。バラク・オバマ政権は先日、2020年から新型「B61-12」の生産を開始すると発表した。

なぜここでB61を取り上げるかといえば、「核なき世界」を目指しているオバマ大統領の考え方と逆行する動きに思えるからだ(米国が新型核兵器投入、開発配備に1兆1000億円)。

米国がこっそり戦争に突入、テロ拡散の危険大 オバマ

バラク・オバマ大統領は8月に入ってから、何事もなかったように、アフリカの一国で新しい戦争を始めた。

リビアであるー。

日米メディアは海外ニュースの1つとして「空爆をした」と報道してはいるが、トップニュースの扱いではない。リオ五輪や大統領選にメディアは関心を奪われ、リビア空爆というニュースは注目されていない。

オバマ大統領は国民に向けてリビアで戦争を開始したとの演説も行っていない。8月4日、国防総省(ペンタゴン)に出向いて記者会見を行った時も、シリアとイラクでのIS(イスラム国)の掃討が主な内容で、リビアという言葉は1回しか出さなかった(米国がこっそり戦争に突入、テロ拡散の危険大 オバマ)。

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Photo by the White House

小売り冬の時代に突入、米国からモールが消える

1つの時代が終わりを告げたということなのか。

米大手百貨店「メイシーズ」は8月11日、今後1年ほどで米国内の100店舗を閉鎖すると発表した。メイシーズと言えば米百貨店の代名詞的な存在で、ニューヨーク市マンハッタンにある店舗は今でも全米最大の売り場面積を誇る。

160年近い歴史を持つメイシーズは、世界の百貨店に影響を与えてきたが、一度に100店舗も閉めるとのニュースに、消費者からは「メイシーズ」はもう終わりなのかとの声が出ている(小売り冬の時代に突入、米国からモールが消える)。

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Photo courtesy of Wikipedia