ドナルド・トランプ氏(以下トランプ)が大統領に当選して1年が過ぎた。政権発足からほぼ10カ月が経ち、トランプの評価は分かれている。
最新の支持率(ギャラップ調査)は38%という低さで、不支持率は56%。実はこの数字は今年5月からほとんど変化がない。下げ止まりしているとも考えられる。
別の数字に目を向けると、共和党内でのトランプ支持率は依然として82%という高さがある。一方の民主党内での支持率はたった8%である。トランプをめぐって国が完全に分断されていると言って差し支えない。
共和党の8割を超える支持者たちは、トランプが暴言を吐こうが失言を繰り返そうが大統領を支持する姿勢を崩さない。不人気な政策を打ち出しても、一定層の保守派からトランプが見放されることは今後もないだろう(続きは・・・子供の貧困に拍車かかる米国、張本人はトランプ?)。
Photo from the White House